5.4 TLS暗号化の使用

分散ネットワーク上でCommunication Resource Manager (CRM)とゲートウェイ(GWSNAX)の間にTLSを確立する場合、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAではGWSNAXとCRMの両側でTLSを有効にする必要があります。

暗号化プロセスは次のように行われます。

  1. ゲートウェイがCRMへの接続を確立する際、エンティティはメッセージを交換して、SSL暗号化が有効になっているかどうかを確認します。
  2. どちらのエンティティにもTLS暗号化機能がある場合、ネゴシエーションを実行して、使用する暗号を決定します。

各プロセスには、プロセス起動コマンド行で指定された、許容可能な暗号スイートの範囲があります。サポートされている最強の暗号スイートが使用されます。