1.3.2 一時ストレージ領域の要件

Oracleインストール・プログラムは一時ディレクトリを使用し、ターゲット・システムへのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCPのインストールに必要なファイルをアーカイブから抽出します。インストール時には、インストーラに同梱の圧縮されたJava Runtime Environment (JRE)と圧縮解除されたJREを格納するための十分な領域を持つ一時ディレクトリが必要になります。インストールの最後に、インストール・プログラムはJREを一時ディレクトリからOracleホーム・ディレクトリに移動します。

デフォルトでは、インストール・プログラムは表1-1の一時ディレクトリを使用します。

プラットフォーム ディレクトリ
UNIX /tmp

適切な一時領域を確保するには、代替ディレクトリをインストール用の一時ディレクトリとして割り当ててください。そのためには、Oracleインストール・プログラムを開始する前に、表1-2の該当するステップを実行し、一時ディレクトリにあるファイルをできるだけ多くクリーンアップしてください。

プラットフォーム 実行ステップ
UNIX シェル・プロンプトで次のコマンドを入力します。

export IATEMPDIR=tmpdirname

tmpdirnameには選択した一時ディレクトリの名前を入力します。