2.3 GUIモード・インストールの実行

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのインストーラ・プログラムでは、システムと構成に関する特定の情報の入力を求められます。インストール時のプロンプトへの応答については、次の表を参照してください。

表2‑1 手順

ウィンドウ 次のアクションを実行
ようこそ 「次へ」をクリックし、インストールを続行します。「取消」をクリックすると、いつでもインストールを取り消すことができます。
インストール・タイプの選択 このパネルは、特定のプラットフォームでのみ表示されます。システムにインストールするインストール・タイプを選択します。各インストール・タイプのソフトウェア・コンポーネントの詳細なリストは、「インストール・タイプ」を参照してください。

インストール・タイプを選択し、「次へ」をクリックして「Oracleホーム・ディレクトリの選択」ウィンドウを起動します。

ホームの詳細の指定 名前: Oracleホームの名前を入力します。この名前によって、特定のホームに関連付けられたプログラム・グループと、このホームにインストールされたOracleサービスが識別されます。Oracleホーム名の長さは1から127文字までで、半角英数字とアンダースコアのみ使用できます。

パス: Oracleホームのフルパスを入力するか、既存のOracleホームのドロップダウン・リストからOracleホームを選択します。Oracleホームの場所は、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAがインストールされているディレクトリです。

Oracleホームのディレクトリに無効なパスを入力した場合、インストールは続行できません。選択したORACLE_HOMEが空ではなく、インベントリにも記録されていない場合は、インストーラにより警告が表示されます。

選択したORACLE_HOMEにTuxedoサーバー・コンポーネントが含まれていない場合、インストールを続行できません。

サンプル・インストールの確認 選択したインストール機能セットにサーバー・コンポーネントが含まれる場合、この画面はサンプル・インストールを確認するために表示されます
CRMコンポーネント・ディレクトリ このパネルは、CRMをサポートするプラットフォームでのみ表示されます。CRMコンポーネントがインストールされるフルパスを表示します。
サマリー 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。

以前のバージョンのコンポーネントがすでにインストールされている場合、インストール・プログラムでは、デフォルトで同じORACLE_HOMEで、より新しいバージョンのサブコンポーネントがアップグレードされるだけです。同じバージョンのサブコンポーネントを再インストールする場合は、DEPENDENCY_LISTの値を指定できます。例:

./runInstaller.sh -force
"DEPENDENCY_LIST={"TMASNAGateway:22.1.0.0.0","TMASNA
CRM:22.1.0.0.0"}"
インストール このパネルが表示されると、選択したインストール・タイプのファイルがターゲットのインストール・ディレクトリにコピーされます。
インストールの終了 「完了」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。

UNIXまたはLinuxシステム・ソフトウェアが稼働しているホストに初めてOracleをインストールする場合、またはインベントリ・ディレクトリに対する権限がない場合は、警告メッセージが表示されます。

お疲れ様でした。Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAソフトウェアのインストールが完了しました。