データ保持再プロビジョニング: マルチユーザー・アクセス
データ保持再プロビジョニング・プロセスでのマルチユーザー・アクセスに関するFAQをご確認ください。
データ保持再プロビジョニングの間に非マルチユーザー・アクセス環境をマルチユーザー・アクセス・デプロイメントに変換できますか?
いいえ。データ保持再プロビジョニング・プロセスの間に、Oracle Database Applianceデプロイメントは、デタッチ・プロセスの前とまったく同じ状態および構成にリストアされます。したがって、データ保持再プロビジョニング・プロセスの完了後も、非マルチユーザー・アクセス環境は引き続き同じように機能します。同様に、マルチユーザー・アクセス対応環境も同じ構成でリストアされます。
Oracle Grid Infrastructureのノード・リストアの実行中に、ユーザーID (UID)またはグループID (GID)の競合に関するエラーが発生しました。どうすればこの問題を解決できますか?
マルチユーザー・アクセス対応環境では、すべてのユーザーを、デタッチ前と同じUIDまたはGIDでリストアする必要があります。そのため、システムの再イメージ化の後に、競合がある場合は、Oracle Grid Infrastructureのリストアが失敗する可能性があります。この競合を手動で解決してから、コマンドを再度実行してください。
データ保持再プロビジョニング・プロセスの後にODACLIコマンドを実行するには、ユーザーが前のパスワードを覚えておく必要がありますか?
odaadmin
、oracle
、grid
などのシステム・ユーザーの場合は、任意の新しいパスワードを入力するよう求められます。これらは事前にアクティブ化されたアカウントであり、ODACLIコマンドまたはBUIを使用して、その新しいパスワードでアプライアンスにログインできます。カスタム・ユーザーの場合、Oracle Database Applianceアカウントは、ロックアウトされたアカウントとして作成されます。以前のパスワードで、SSHを使用してアプライアンスに接続できます。最初のODACLIコマンドを実行するときに、アカウントのロックを解除するよう求められます。アカウントのロックを解除し、その過程で新しいパスワードにリセットした後、その新しいパスワードを使用してBUIにログインするかODACLIコマンドを実行することができます。