進捗の自動見積

アクティビティがスケジュールどおりに進んでいるか進捗を見積もる場合は、アクティビティやリソース、経費のデータに基づいて、自動的に実績データを計算することができます。

アクティビティの進捗の見積は、プロジェクトを更新するための迅速で便利な方法です。モジュールでは、実施が想定されたアクティビティのみ、進捗の見積が行われます。進捗は無作為な順序で行われる可能性があるため、追加のアクティビティの更新が必要となる場合もあります。

アクティビティによる自動実績計算の設定

  1. 「プロジェクト」、「アクティビティ」を選択します。
  2. 自動更新を行うアクティビティが含まれるレイアウトを開きます。
  3. 「自動実績計算」オプション用の列を追加します。
  4. 各アクティビティのとなりのチェックボックスを選択します。

注意: P6 EPPMデータベースに接続している場合、Progress Reporterモジュールからタイムシート・データを収集しているアクティビティの実績は自動計算しないでください。そうしないと、実績を適用したときにタイムシート・データは上書きされます。

リソースによる自動実績計算の設定

  1. 「エンタープライズ」、「リソース」を選択します。
  2. 実績が適用されたときに自動更新を行うリソースを選択します。
  3. 「詳細」タブをクリックし、「自動実績計算」を選択します。

注意: P6 EPPMデータベースに接続している場合、Progress Reporterモジュールからタイムシート・データを収集しているリソースの実績は自動計算できません。タイムシートの使用を無効にするように選択すると、実績を適用したときにタイムシート・データは上書きされます。

ヒント

アクティビティの「自動実績計算」オプションをオンに設定すると、個別のリソースや経費の「自動実績計算」オプションがオンに設定されているかどうかにかかわらず、そのアクティビティに割り当てられたすべてのリソースや経費の実績工数/コストおよび残工数/コストは自動的に更新されます。すべての割当てを更新しない場合は、アクティビティの「自動実績計算」オプションをオフにして、自動更新を行うリソースや経費のみオプションをオンにします。たとえば、Progress Reporterモジュールを介して一部のリソースの実績データを収集していても、すべてのリソースの実績は収集していない場合があります。実績データを収集しているリソースについてはアクティビティ・レベルおよびリソース・レベルの「自動実績計算」オプションをオフにし、Progress Reporterモジュールを介してデータが報告されないリソースの「自動実績計算」オプションをオンにします。



最終発行 2024年7月2日