26.5.6 サブグラフの作成

PGXでは、フィルタ式を介してサブグラフを作成するために次の方法が提供されています(詳細は、フィルタ式を参照)。

PgxGraph filter(GraphFilter graphFilter)
PgxGraph filter(GraphFilter graphFilter, String newGraphName)
PgxGraph filter(Collection<VertexProperty<?, ?>> vertexProps, Collection<EdgeProperty<?>> edgeProps, GraphFilter graphFilter, String newGraphName)
filter(self, graph_filter, vertex_properties=True, edge_properties=True, name=None)

他のグラフ変更メソッドと同様に、ユーザーは任意で、newGraphNameパラメータを使用してサブグラフの名前を指定し、サブグラフにコピーする頂点およびエッジ・プロパティ(vertexPropsおよびedgeProps)を選択できます。前述のメソッドはすべて、作成されたサブグラフを表すPgxGraphオブジェクトを返します。

すべてのフィルタ・メソッドに、フィルタ式を含むGraphFilter引数が必要です。基本的に、フィルタ式は、元のグラフのすべての頂点とエッジに対して(並行して)評価されるブール式です。式が頂点またはエッジに対してtrueと評価された場合、その頂点またはエッジがサブグラフに含まれます。

メモリーにロードされたグラフからサブグラフを作成する方法の詳細は、サブグラフの作成を参照してください。