6.4 グラフ・サーバー(PGX)での頂点およびエッジ識別子の処理

Oracle Databaseでは、グローバル一意識別子がJSON形式で保持されます。

次に、頂点識別子を記述するJSON出力の例を示します:

{
  "GRAPH_OWNER": "GRAPHUSER",
  "GRAPH_NAME": "STUDENTS_GRAPH",
  "ELEM_TABLE": "PERSONS",
  "KEY_VALUE": {
    "PERSON_ID": 1
  }
}

詳細は、頂点およびエッジ識別子を参照してください。

ただし、グラフ・サーバー(PGX)では完全な識別子はロードされず、KEY_VALUE列のみがロードされます。このIDはパーティション化されたIDとして保持されます。たとえば、前述のJSON出力から構築したパーティションされたIDは、PERSONS(1)です

SQLプロパティ・グラフからロードしたグラフを操作する場合は、常にパーティション化されたID形式で、IDごとに要素を参照してください。