24.3 ロード・バランサのヘルス・チェック
ロード・バランサでヘルス・チェックを構成するために、グラフ・サーバー(PGX)によってisReady
およびisRunning
エンドポイントが公開されます。
ノート:
デフォルトでは、isReady
およびisRunning
エンドポイントは保護されません。ヘルス・チェックAPIの保護を有効にするには、パブリック・ヘルス・エンドポイントのセキュリティを参照してください。
ロード・バランサは、グラフ・サーバーの次のヘルス・ステータスを確認できます。
- グラフ・サーバーの準備状況:
isReady
エンドポイントは、グラフ・サーバー(PGX)で追加のリクエストを処理できるかどうかを検出します。詳細は、グラフ・サーバー(PGX)エンジンの構成パラメータのreadiness_memory_usage_ratio
システム・パラメータを参照してください。 - グラフ・サーバーの存続状況:
isRunning
エンドポイントは、グラフ・サーバー(PGX)が実行中で存続しているかどうかを検出します。詳細は、グラフ・サーバー(PGX)エンジンの構成パラメータのrunning_memory_usage_ratio
システム・パラメータを参照してください。
デフォルトでは、いずれのエンドポイントにも認証は必要ありません。サーバーが実行中または準備完了の場合、HTTP本文でHTTP
ステータス・コード200
のtrue
を戻します。サーバーが実行中または準備完了でない場合、HTTP
ステータス・コード503
のfalse
を戻します。