4.2 SQLプロパティ・グラフの再検証

ALTER PROPERTY GRAPH COMPILE DDL文を使用すると、データベース内の既存のプロパティ・グラフ・オブジェクトを再検証できます。

SQLプロパティ・グラフ・スキーマは、基礎となるデータベース・オブジェクトの変更によって無効になる場合があります。たとえば、グラフ定義で使用される基礎となるデータベース表に対して列を追加または削除すると、グラフが無効になる可能性があります。グラフを無効にすると、グラフ・オブジェクトに応じてカーソルも無効になります。このような場合、次の例に示すように、無効な状態からプロパティ・グラフをリカバリできます。また、「SQLプロパティ・グラフに対するシステム権限およびオブジェクト権限の付与」を参照して、ALTER PROPERTY GRAPH操作の実行に必要な権限があることを確認してください。

例4-2 SQLプロパティ・グラフの再検証

ALTER PROPERTY GRAPH students_graph COMPILE;

関連項目:

『Oracle Database SQL言語リファレンス』ALTER PROPERTY GRAPH