5.2 可変長パス・パターン

可変長グラフ・パターンにより、SQLプロパティ・グラフでの高度な問合せサポートが提供されます。

可変長グラフ・パターンでは、リレーショナル問合せへの変換時の結合の数が可変である反復が必要です。

次の数量詞の1つ以上を含む制限付き反復パス・パターンがサポートされています:

表5-3 可変長グラフ・パターンの数量詞サポート

数量詞 説明
{n} nに等しい
{n, m} nmの間(両端を含む)
{, m} 0mの間(両端を含む)
? 0または1

前の表の数量詞の最大上限は10です。

制限数量詞付きの反復パス・パターンを使用した問合せの例は、例5-14を参照してください。