Oracle Learningの承認ルール

学習アイテムからの取下げ、コンテンツの報告およびカタログへのセルフサービス・コンテンツの掲載の前に承認を求める際は、承認ルールが使用されます。承認ルールにより、学習者は学習を要求したり、他の場所で完了した学習を記録することもできます。

「ツール」「トランザクション・コンソール」の「承認ルール」タブを使用して、学習の承認ルール構成を表示および編集できます。これには、パラレル承認者の構成が含まれます。また、要求が承認されるか否認されるかを決定するために何パーセントの承認者応答が必要かなど、投票ルールの設定も含まれます。

ルール・プロセス名 摘要
学習割当完了 学習者が学習カタログ以外(セミナーや大学コースなど)で完了した学習を記録し、成績証明書に表示されるようにします。
学習割当取下げ 学習者がコース、講義および専門の割当の取下げを要求する場合は、承認が必要です。
学習インシデント 学習者がコースや講義などの学習アイテムを不適切、不正確などとして報告する場合は、承認が必要です。
学習アイテム貢献 ビデオや学習ジャーニなど、学習者が作成した貢献を学習カタログで使用できるようにするには、承認が必要です。
学習観察チェックリスト

観察タスクおよびチェックリストの質問を観察チェックリストのオブザーバに送信します。

ノート: 学習管理者は、承認のバイパスやルールの構成など、この承認ルールに対して処理を実行することはできません。学習観察チェックリスト・トランザクションのステータスを追跡するには、トランザクション要約ページを使用する必要があります
学習要求

要求済学習アイテムに学習者が着手する前に、承認が必要です。ルールがカタログ学習要求とカタログ以外の学習要求の両方に適用されるように、ルール構成を変更できます。

要求済学習アイテムに前提条件がある場合、承認通知には、その前提条件の内容、前提条件が必須かどうか、および学習者が要件を満たしているかどうかが示されます。