HCMユーザー・アカウントの管理

人事担当者(HR担当者)は、レコードにアクセスできるユーザーのユーザー・アカウントを管理できます。このトピックでは、Human Capital Management (HCM)ユーザー・アカウントの更新方法について説明します。

個人のユーザー・アカウント・ページにアクセスするには:

  1. 「自分のクライアント・グループ」タブで、「ユーザー・アカウントの管理」クイック処理を検索して選択します。デフォルトでは表示されない場合は、「詳細の表示」をクリックする必要がある場合があります。

  2. アカウントを更新する個人を検索して選択します。

ITセキュリティ・マネージャは、セキュリティ・コンソールを使用してユーザー・アカウントとユーザー・ロールを管理できます。詳細は、「Oracle Fusion Applicationsセキュリティ・コンソール」のトピックを参照してください。

ユーザー・ロールの管理

ロールを追加するには:

  1. 「ロールの追加」をクリックします。

    「ロールの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。

  2. 「ロール名」フィールドで、追加するロールを検索します。使用可能なロールのリストは、ロール・マッピングUIを使用して構成されたロール・プロビジョニング・ルールによって決まります。

  3. 検索結果でそのロールを選択し、「OK」をクリックします。

  4. 「保存」をクリックします。

ロールを削除するには:

  1. そのロールを選択し、「削除」をクリックします。

  2. 「警告」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして続行します。

  3. 「保存」をクリックします。

ユーザーのロールを自動的に更新するには、「処理」 > 「ロールの自動プロビジョニング」を選択します。この処理は、現在のすべてのロール・マッピングで「自動プロビジョニング」オプションが選択されているロールに適用されます。ユーザーには即時に次の処理が発生します。

  • ユーザーが条件を満たしているロールがまだ取得されていない場合は取得されます。

  • ユーザーが条件を満たさなくなったロールが失われます。

追加または更新されたロール・マッピングが存在し、ユーザーに影響があることがわかっている場合は、それらのユーザーのロールを自動プロビジョニングすることをお薦めします。

個人データとアイデンティティ・ストアの同期化

デフォルトでは、個人データ(個人名、電話番号など)の変更は定期的にアイデンティティ・ストアにコピーされます。変更をただちにコピーするには:

  1. 「処理」 > 「アイデンティティ・ストアとの同期化」を選択します。

  2. 「同期化」をクリックします。

パスワードのリセット

ユーザーのパスワードをリセットするには:

  1. 「処理」 > 「パスワードのリセット」を選択します。

  2. 「警告」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして続行します。

    この処理では、パスワード・リセット・リンクを含む通知がユーザーの勤務先Eメールに送信されます。

    ノート: パスワード・リセット・イベントの通知テンプレートが存在し、ユーザーのユーザー・カテゴリに対して有効になっている必要があります。そうでないと、通知は送信されません。

ユーザー名の編集

ユーザー名を編集するには:

  1. 「処理」 > 「ユーザー名の編集」を選択します。

  2. 「ユーザー名の更新」ダイアログ・ボックスで、ユーザー名を入力して「OK」をクリックします。ユーザー名の最大長は80文字です。

  3. 「保存」をクリックします。

この処理では、更新されたユーザー名がアイデンティティ・ストアに送信されます。この要求が処理されると、ユーザーが更新後の名前を使用してサインインできるようになります。変更の自動通知は送信されないため、ユーザーに詳細を送信することをお薦めします。