相対時間フィルタの適用

日付または日時列で相対時間フィルタを使用して、現在の日付および時間に基づいて、指定した期間のデータを表示します。

明示的な数の過去または将来の時間単位(例: 2年)として相対期間を指定することも、前の期間を指定することもできます。たとえば、今年の1月1日から現在の日付までのデータを含む年累計や、月の初めから現在の日付までのデータを含む月累計などです。

相対時間フィルタは、データ・ソースにすでに存在する日付列にのみ適用でき、年や四半期などの派生列に適用することはできません。相対時間フィルタ・タイプでは、Date (時刻部分なし)およびDateTime (日付と時刻の両方があるTIMESTAMP)列タイプがサポートされています。

問合せで使用される現在の日付と時間は、Oracle Analyticsサーバーのタイムゾーンにおけるサーバー・ホストの日付と時間です(ブラウザ・ホストの時間やタイムゾーンではありません)。週の開始曜日(日曜日または月曜日)は、Oracle Analyticsサーバーのロケールに基づきます。これは、サーバーの構成設定NLS_TERRITORYを使用して設定されます。

ワークブックにビジュアライゼーションがない場合は作成します。
  1. ホーム・ページでワークブックを選択し、「アクション・メニュー」をクリックして、「開く」を選択します。
  2. 「ビジュアル化」キャンバスでフィルタ・バーまたはキャンバスのフィルタをクリックし、「相対時間」をクリックします。
  3. フィルタする範囲を定義するタイプを選択します。
    • 過去 - 今日の日付を基準にして、選択した「時間レベル」(「年」、「四半期」、「月」、「週」、「日」。列の時間がTIMESTAMPである場合は、「時間」、「分」および「秒」も含む)に適用する「期間」を指定して、その期間の日付値のレコードを表示します。

      DateTime列に基づいており、日またはそれよりも長い粒度(たとえば、年、四半期、月、週、日)を持つ「最後」フィルタは、開始日のものと同じ時刻からのデータを取得します。たとえば、サーバーの日時が現在、木曜日の3:15pmである場合、DateTime列を過去2日でフィルタすると、サーバーのタイムゾーンで火曜日の3:15pmから木曜日の3:15pmまでのタイムスタンプを持つデータが取得されます。DATE列タイプに基づく(定義により時刻が関連付けられていない)フィルタ問合せは、サーバー・ホストの日付にのみ依存し、時刻には依存しません。

    • - 今日の日付を基準にして、選択した「時間レベル」(「年」、「四半期」、「月」、「週」、「日」。列の時間がTIMESTAMPである場合は、「時間」、「分」および「秒」も含む)に適用する将来の「期間」数を指定して、その期間の日付値のレコードを表示します。
    • 累計 - 今日の日付を基準にして、ビジュアライゼーションの日付値に適用する過去の「時間レベル」(「年」、「四半期」、「月」、「週」、「日」。列の時間がTIMESTAMPである場合は、「時間」と「分」も含む)を指定します。

      「累計」フィルタは、選択した期間の初めからのデータを取得します。たとえば、「月累計」は、今月の初日の午前0時から現在の日時(今日または現在)までのデータを取得します。

  4. フィルタの外側をクリックしてフィルタ・パネルを閉じます。