プライベート・ネットワーク上のOracle Essbaseデータへの接続の作成

プライベート・ネットワーク上のOracle Essbaseデータへの接続を作成し、その接続を使用してデータにアクセスできます。

プライベート・ネットワークに保持されているOracle Essbaseデータへの接続を保護するには、データ・ゲートウェイまたはプライベート・アクセス・チャネルを使用します(データセットまたはセマンティック・モデルの場合)。データ・ゲートウェイの場合、管理者がデータ・ゲートウェイをプライベート・ネットワークにインストールします。これにより、データ・ゲートウェイが問合せをEssbaseホストにリダイレクトします。

開始する前に、Oracle Essbase Marketplaceインスタンスに署名された証明書があることを確認します。
  1. ホーム・ページで、「作成」をクリックしてから、「接続」をクリックします。
  2. 「Oracle Essbase」をクリックします。
  3. 接続詳細を入力します。
  4. 「DSN」(データ・ソース名)に、データ・ソースのURLを入力します。

    プライベート・ネットワーク上のOracle Essbaseにアクセスするための接続オプションを次に示します。

    ノート: データ・ソースのURLを指定する際、<hostname>:<port>では、リモート・データ・コネクタ・ホストにトラフィックを転送する、パブリック・インターネットでアクセスできるホストのホスト名とポートを指定します。

    • 基本的なURL構文:

      http(s)://<hostname>:<port>/essbase/capi/<private essbase host address>/<Oracle Essbase Agent port on the
            specified host>
      次に例を示します。
      https://myproxyhost.example.com:1234/essbase/capi/mylocalhost/1423
    • Oracle Essbaseがセキュア・ポートで実行されている場合:
      http(s)://<hostname>:<port>/essbase/capi/<private essbase host address>/<Oracle Essbase Agent Secure port on the specified host>/secure
    • Oracle Essbaseがセキュア・ポートで実行されており、自己署名証明書を使用している場合:
      http(s)://<hostname>:<port>/essbase/capi/<private essbase host address>/<Oracle Essbase Agent Secure port on the specified host>/secure/selfsigned 
  5. 「認証」で、接続をどのように認証するかを指定します。
    • 常にこれらの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、この接続について指定したログイン名とパスワードが常に使用されます。ユーザーがログインを求められることはありません。
    • ユーザーは自分の資格証明の入力が必要 - Oracle Analyticsでは、ユーザーはデータ・ソースについて自分のユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。ユーザーは、許可、権限およびロールが割り当てられているデータにのみアクセスできます。
    • (Oracle Analyticsでこのデータベース・タイプについて偽装がサポートされている場合に表示される)アクティブなユーザーの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、データにアクセスするためにユーザーはサインインを求められません。Oracle Analyticsへのサインインに使用したものと同じ資格証明がこのデータ・ソースへのアクセスにも使用されます。
  6. オンプレミス・データベースに接続する場合は、「リモート・データ接続の使用」をクリックします。
    オンプレミス・データベースにアクセスできることを管理者に確認してください。
  7. 詳細を保存します。
    これで、接続からデータセットを作成できます。