インポート・テンプレートのデータ要件

インポート・テンプレートにデータを入力する際は、次の点に注意してください。

  • 各ワークシートの最初の列にはID値が含まれています。この値には、各ワークシート内で一意の数値を指定する必要があります。

    これらの値はテンプレート内のみに適用され、リスク管理データベースにはインポートされません。オブジェクト間の関係を確立する場合に使用します。たとえば、「コントロール」タブでコントロールのIDを作成し、「リスク」タブでリスクのIDを作成します。次に、リスク・コントロールのタブの行でそれらのIDを指定して、リスクをコントロールに関連付けます。

  • SYSTEM_IDまたはREVISION_NUMBERの列に値を入力したり、変更したりしないでください。新規データの場合、これらの値は空白にしてください。既存のデータの場合、これらはシステムによって生成されます。変更すると、レコードがインポートされたときに認識されなくなるため、エラーが生成されます。

  • 各ワークシートには、必須の情報もあれば、そうでない情報もあります。列に必須データが含まれている場合は、そのことがヘッダーに示されます。ただし、場合によっては、オプションの情報が有用なことがあります。たとえば、「コントロール」タブでは、「摘要」は必須ではありません。ただし通常は、コントロールの摘要で、リスクを軽減するための処理を定義するため、摘要の指定が望ましい場合もあります。

  • 一般的に、(ID値を表示する列以外の)列は、ユーザー・インタフェースのフィールドに対応します。たとえば、「コントロール」タブにASSERTION_CODE列があります。コントロールを作成または編集するために、このページの「アサーション」フィールドに入力できる値が含まれている場合があります。列の適切なコンテンツが不明瞭な場合は、その列が表すフィールドまたはページのユーザー・ドキュメントを確認します。

  • STATE_CODE列の場合、空白はAPPROVEDと等しくなります。この列に値を入力するのは、APPROVED以外の状態を選択する場合だけにします。

  • NAME列の値は、150文字を超えることはできません。

  • テキスト列では、アンパサンド(&)、アポストロフィ(')、ハッシュ(#)、小なり(<)、大なり(>)、アスタリスク(*)または等号(=)の文字は使用しないでください。また、[Enter]キーを使用して改行を作成しないでください。

  • ある列がユーザー・インタフェースのチェック・ボックスに対応している場合は、選択された状態にするには「Y」、選択解除されている状態にするには「N」を入力します。

  • 一部のワークシートにはACTIVITY_CODE列が含まれています。値は、1つのアセスメントで完了できるアクティビティを表します。次のコードのみを入力します。

    アクティビティ・コード

    アクティビティ摘要

    ASSESS_RISK

    リスク・アセスメント

    AUDIT

    監査

    AUDIT_TEST

    監査テスト

    DESIGN_ASSESS

    整備状況アセスメント

    DOC_UPDATE

    ドキュメント更新

    CERTIFY

    認証

    OPERATING_ASSESS

    運用状況アセスメント

  • テンプレートへのデータの入力が終了したら、.xmlファイル形式で保存します。