監査レポートの実行
監査レポートにより、監査が有効になった後に行われた変更を取得します。
デフォルトでは、レポート内の各レコードに次が表示されます:
- 変更された日時。
- 変更を加えたユーザー
- イベント(項目が挿入、削除または更新されたかどうか)。
- 変更の影響を受けるビジネス・オブジェクトのタイプ。
- 摘要(変更された項目の名前)。
レポートを実行するには:
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「ナビゲータ」→「ツール」→「監査レポート」を選択します。これは、「監査履歴の表示」権限(FND_VIEW_AUDIT_HISTORY_PRIV)があるロールが割り当てられている場合に使用できます。
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「検索」領域の「製品」フィールドで、「リスクおよびコントロール」を選択します。「日付」フィールドで、レポートの対象となる期間(「次より前」や現在の日付など)を定義します。他の検索基準を設定することもできます。例:
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「ビジネス・オブジェクト・タイプ」フィールドで値を選択すると、そのオブジェクトに対する変更のレコード(拡張コントロールなど)にレポート結果が限定されます。ただし、各レコードに表示される情報を絞り込むことができるチェック・ボックスもアクティブにしてください。
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「イベント・タイプ」フィールドを使用すると、すべての変更のレコードをレポートに返すことも、挿入、更新または削除されたレコードのみを返すこともできます。
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「検索」ボタンをクリックします。「検索結果」領域には、検索した変更レコードが表示されます。
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検索基準に「ビジネス・オブジェクト・タイプ」の値が含まれている場合は、3つのチェック・ボックスのいずれかをクリックすれば、各レコードに表示される情報が展開されます。
特に、「属性詳細の表示」オプションでは、各レコードで変更された属性を識別する列が追加され、その属性の古い値と新しい値が表示されます。「属性詳細の表示」チェック・ボックスをクリックすると、フィールドが表示されます。そこで、次のいずれかを実行できます:
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値「すべての属性」を選択します。そうすると、検索基準で見つかったすべてのレコードの属性、古い値および新しい値がレポートに表示されます。
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1つの属性を検索して選択します。そうすると、検索基準によって返されたレコードがフィルタされ、選択した属性に関連するレコードのみが含まれるようになります。これらのレコードごとに、属性、古い値および新しい値が表示されます。
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