分析データの同期
分析に現在のデータを表示するには、2つのジョブを定期的に実行する必要があります。
「アクセス認証同期化」ジョブは、Oracle Fusion Cloud Access Certificationsのオーナー、マネージャおよび認証者の割当に対する変更を反映するようにレポート表を更新します。(また、分析に適用されないOracle Access Certificationsの他の要素も更新されます。)組織で初期証明が作成されたときに実行が開始されます。その後、ジョブは1日に1回実行されます。このスケジュールは変更しないものと考えられます。
レポート同期化ジョブでは、次のものが更新されます:
- 拡張アクセス・コントロール・リアルタイムおよび拡張財務コントロール・リアルタイムのサブジェクト領域のすべてのディメンション。
- コンプライアンス・リアルタイム・サブジェクト領域の次のディメンション: 「変更履歴」、「アクセス不可レコード」、「関連レコード」、「リスク」 > 「リスク分析」、「リスク」 > 「リスク評価」、「リスク」 > 「処置計画」および「未割当の観点」。また、「アセスメント詳細」および「観点」ディメンション(ただし、それらが相互に使用される場合のみ)。
一部のサブジェクト領域のファクトおよびディメンションはリアルタイムで更新されます(ジョブを実行する必要はありません):
- コンプライアンス・リアルタイム・サブジェクト領域では、「コントロール詳細」、「ファクト - コントロール」、「ファクト - 問題」、「会計カレンダ」、「問題詳細」、「プロセス」、「プロセス詳細」、「改善」、「リスク」 > 「ファクト - リスク」、「リスク詳細」および「時間」がこれらに含まれます。
- アセスメント結果リアルタイム・サブジェクト領域では、すべてのディメンションがこれらに含まれますが、例外が1つあります。「アセスメント詳細」または「アセスメント結果」ディメンションのどちらかを「観点」ディメンションとともに使用する場合は、「レポート同期化」を実行してこれらのディメンションを更新してください。
分析に含まれるデータの変更頻度を反映するのに十分な頻度で、「レポート同期化」ジョブが実行されるようにスケジュールしてください。典型的な環境では、毎日実行されます。
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「設定および管理」作業領域で「スケジューリング」タブを選択します。
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「スケジューリング」ページで、レポート同期スケジュールを表す行を選択し、「編集」オプションをクリックします。
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「スケジュール・パラメータ」ダイアログ・ボックスで、フィールドに新しい値を入力し、ラジオ・ボタンの中から新しい値を選択して、新しいスケジュールを定義します。「再スケジュール」ボタンをクリックします。
いずれかのジョブをオンデマンドで実行することもできます。「スケジューリング」ページでジョブの行を選択し、「今すぐ実行」ボタンをクリックします。
ノート: 3番目の同期化ジョブでは、モデル結果の分析をサポートする2つのサブジェクト領域が更新されます。1つは拡張アクセス・モデル・リアルタイムで、もう1つは拡張財務モデル・リアルタイムです。このジョブは、「拡張コントロール」作業領域の「モデル」ページから手動で実行する必要があります。(OTBIレポートのモデル結果データの同期化を参照してください。)