処置の処理
リスクを処理するには、その修復のために1つ以上の計画を作成します。各計画はコントロールをリスクに関連付け、「残余」分析を実行してそれらのコントロールの有効性を判断し、コストを追跡できます。
- 1つの計画を「使用中」と指定します。つまり、現在有効な計画です。関連コントロールは、計画の作成時だけでなく、リスクの作成または編集ページでも選択できます。後者の場合、コントロールは使用中の計画に自動的に含まれます。
- 別の計画を「ターゲット」と指定できます。つまり、将来の結果を生成するために使用できます。
- 任意の数の処置計画を作成できますが、使用中の計画とターゲット計画は1つのみです。
処置を使用するには、処理するリスクを選択します。「リスク」検索ページで、その名前をクリックします。リスクのレコードが開き、「処置」タブをクリックします。
結果のレビュー
「処置」ランディング・ページの「要約」パネルには、リスクに対して完了した分析および評価の結果が表示されます。各パネルには、適切な分析または評価が実行されている場合にのみ値が表示されます。その場合、それぞれが最新の値を提供します。
「処置要約」パネルには、次のものがあります。
- 固有のリスク分析中に計算された固有のリスク・レベル。
- 使用中処置計画に対して計算された残余リスク・レベルおよびターゲット処置計画に対して計算されたターゲット・リスク・レベル。
- リスク評価の結果: リスク評価(100が最も深刻)と評価結果(リスクを受け入れるか、監視するか、または処置するか)。
リスク評価の場合、上向き矢印は前の評価からの増加を示し、下向き矢印は減少を示します。各方向を指す水平矢印は、変更がないことを示します。
これらのいずれかのメジャーについて、ダッシュは分析または評価が実行されていないことを示します。
「分析および評価要約」パネルには、リスク分析および計画コストの詳細が表示されます。
- 固有、残余およびターゲットの各分析では、全体的なリスク・レベルだけでなく、全体的な値に貢献した可能性と影響の値も提供されます。
- 「集計済処置コスト」領域には、使用中およびターゲット処置計画について計算された処置コストが表示されます。
これらの値は互いに比較されます。たとえば、リスクの残余結果が固有の結果よりも良好な場合は、コントロールによるリスクの軽減は成功です。または、残余結果が不良な場合は、コントロールが不十分ということになります。