インシデントの表示または編集
インシデントの承認に応じて、ページを開いて詳細全体を表示したり、詳細を編集できます。
任意のレベルでインシデントを操作する権限がある場合は、その詳細が表示された表示専用ページを開くことができます。または、インシデントのオーナーまたは編集者である場合は、そのページの編集バージョンを開くこともできます。ここでは、インシデントのステータスの設定、コメントの記述または添付の追加ができます。
コントロールに固有の「結果」ページを開いた後、リストされたインシデントのいずれかの「結果ID」値をクリックします。これにより、表示専用ページが開きます。「結果ID」列は、トランザクション・インシデントに対してデフォルトで使用できます。アクセス・インシデントについては、デフォルトでは使用できませんが、「表示」>「列」をクリックして表示対象として選択できます。
インシデントを編集モードで開くには、次の手順に従います。
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インシデント・リストでインシデントを表す行を選択し、鉛筆のように見える「編集」アイコンを選択します。このアイコンは、1つのインシデントを選択した場合にのみアクティブになります。(複数のインシデントを一度に編集できる「一括編集」ボタンとは異なります。この章の後半の別のトピックでは、一括編集について説明します。)
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インシデントの表示モード・ページを開き、「編集」オプションをクリックします。
これらの各ページで、次のようにします。
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「セキュリティ割当」ボタンをクリックして、オーナーである場合はインシデントへのユーザーの割当を変更し、編集者またはビューアである場合はそれらの割当を表示します。
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ページのヘッダー領域で、コントロール名と摘要、インシデント・ステータスおよびインシデントへの添付をレビューします。編集モードでは、インシデントに新しいステータスを割り当てることができます。インシデントを発行すると、新しいステータスによってインシデントの状態が変化する場合もあります。編集モードでは、インシデントにファイルを添付することもできます。
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「結果属性」タブをクリックして、インシデントを特徴付ける属性の値を表示します。トランザクション・インシデントの場合、これらは、インシデントを生成したコントロールのソースとして機能したモデルに対して選択された結果属性となります。アクセス・インシデントの場合、これらは、アクセス・ポイントおよびそれが割り当てられているユーザーを識別します。アクセス・ポイントは、それ自体にリスクがあるか、または他のアクセス・ポイントと競合するリスクがあります。これらの値は編集できません。
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「コメント」タブをクリックして、既存のコメントを表示します。ページが編集モードになっている場合は、コメントを追加できます。
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「定義」タブをクリックして、インシデントの完全なレコードを表示します。
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「詳細」パネルで、インシデントを定義する詳細を表示します。これらの値は編集できません。
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「結果の観点の割当」パネルで、インシデントに適用される現在の観点の割当を表示します。編集モードでは、これらの値を変更できます
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「ワークリスト割当」パネルで、インシデントに適用されるワークリスト通知を受け取るように現在割り当てられている個人を表示します。編集モードでは、別のユーザーまたはすべての適格ユーザーを選択できます。
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「関連レコード」パネルで、このインシデントに関連するプロセス、リスクおよびコントロール・オブジェクトのレコードを表示します。これらの関係は間接的です。オブジェクトは、実際にはインシデントを生成した拡張コントロールに直接関連しています。「プロセス」、「リスク」または「コントロール」を選択して、選択したオブジェクトのタイプのレコードをグリッドに移入します。これらのレコードを編集したり、インシデント・レベルでオブジェクトの選択を変更することはできません。
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インシデント結果オブジェクトに対して付加フレックスフィールド・セグメントが定義されている場合、これらは「追加情報」パネルにフィールドとして表示されます。インシデントに対して選択した値を表示したり、編集モード・ページでそれらを変更できます。
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