Cash Managementのサブジェクト領域、フォルダおよび属性
Cash Managementでリアルタイム分析を作成するには、サブジェクト領域、フォルダおよび属性を理解する必要があります。
サブジェクト領域
分析を作成するには、まず、分析に含める情報の列を選択するサブジェクト領域を選択します。たとえば、銀行取引明細書の残高情報の分析を作成するには、最初に「資金管理 - 銀行取引明細書残高リアルタイム」サブジェクト領域を選択します。サブジェクト領域は、ビジネス・オブジェクトまたはファクトに基づきます。この例では、サブジェクト領域は銀行取引明細書の残高表の列に基づいています。
資金管理に固有の4つのサブジェクト領域を次に示します。
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Cash Management - 銀行取引明細書残高リアルタイム
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資金管理- 銀行取引明細書明細手数料リアルタイム
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資金管理 - 銀行取引明細書リアルタイム
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資金管理 - 外部資金トランザクション・リアルタイム
フォルダ
各サブジェクト領域に、1つのファクト・フォルダと複数のディメンション・フォルダがあります。ファクト・フォルダには、測定可能な属性、つまり残高コードや貸方/借方インジケータなどの数値が含まれています。ファクト・フォルダは、通常、フォルダ・リストの最後に表示され、該当するサブジェクト領域にちなんだ名前を持ちます。ディメンション・フォルダには、入力タイプや法的連番などの属性および階層列が含まれています。
「時間」などの一部のフォルダは複数のサブジェクト領域に表示されます。これらは共通フォルダまたは共通ディメンションと呼ばれます。
サブジェクト領域内の各フォルダは、それぞれ異なる詳細度レベルを持つ場合があります。たとえば、銀行取引明細書残高詳細には各種属性が含まれていて、銀行取引明細書詳細にはいくつかのサブフォルダが含まれており、そのサブフォルダに属性が含まれています。
属性
各ディメンション・フォルダには、属性または列が含まれています。たとえば、銀行取引明細書残高詳細フォルダには、次の属性が含まれています。
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残高コード
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残高コード摘要
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貸方借方インジケータ
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浮動日数
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資金使用可能日