貸方に対するゼロ金額支払方法
支払プロセス要求の発行時には、「貸方に対するゼロ金額支払の適用」オプションを使用可能にすることができます。このオプションを使用可能にすると、貸方により支払金額がゼロ未満に減額されるときに、支払プロセスで貸方が適用されるようになります。
次のシナリオで、このオプションの影響について説明します。
請求書金額が貸方金額より大きい
200 USDの請求書および125 USDのクレジット・メモが支払期限に達しています。貸方を適用した支払金額が75 USDであり、ゼロより大きいため、このオプション設定による影響はありません。
貸方金額が請求書金額より大きい
200 USDの請求書および225 USDのクレジット・メモが支払期限に達しています。
次の表は、「貸方に対するゼロ金額支払の適用」オプションの設定に基づいて行われる支払処理を示しています。
設定 |
支払処理 |
---|---|
使用可能 |
200 USDのクレジット・メモが請求書に適用されて、0 USDの支払が作成されます。25 USDの貸方が残ります。 |
使用不可 |
貸方により支払がゼロ未満(-25 USD)に減額されるため、支払に請求書またはクレジット・メモが選択されることはありません。 |
ノート: サービス・プロバイダ・モデルを使用して支払処理を一元化する場合、最初に請求書およびクレジット・メモが複数の請求書ビジネス・ユニットにまたがってグループ化されます。その後、支払プロセスで、貸方を適用するかどうかが決定されます。