既存の銀行および銀行支店の住所のアップロード方法
この例では、「ツール」の「インポート管理」ページを使用することによって既存の銀行または銀行支店の新規住所をアップロードする方法を示します。
次の表に、このシナリオの主な決定がまとめます。
検討事項 |
この例の場合 |
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どの設定データをアップロードしていますか。 |
既存の銀行と支店の住所 |
設定データは更新データですか、新しいデータですか。 |
既存の銀行または支店のデータの更新情報 |
住所のアップロード
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「設定および保守」作業領域で、「銀行の管理」ページまたは「銀行支店の管理」ページに移動します。
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「表示」メニューから「例による問合せ」を選択し、住所のアップロード先となる既存の銀行または銀行支店をソートして選択します。
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「表示」メニューで「列」にマウスを重ね、「銀行の管理」の場合はBankPartyNumber、「銀行支店の管理」の場合はBranchPartyNumberを選択します。BankPartyNumber列またはBranchPartyNumber列が表示されていない場合、メニューから列の管理を選択し、列の管理ダイアログ・ボックスでBankPartyNumberまたはBankPartyNumberを表示される列リストに移動します。
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「Excelにエクスポート」ボタンをクリックして、選択した銀行パーティ番号または支店パーティ番号をCSVファイルまたはExcelファイルにエクスポートします。
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アップロードしようとしているCSVまたはスプレッドシートに、銀行パーティ番号または支店パーティ番号を追加します。住所1、市区町村、都道府県、国などの必要な住所情報があることを確認します。
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スプレッドシートはCSVファイルとして保存します。
次の表は、サンプル・スプレッドシートを示しています。A
B
C
D
E
BankPartyNumberまたはBranchPartyNumber
Address 1
City
State
Country
50170
1 Main St.
San Francisco
CA
US
50172
2 Main St.
San Francisco
CA
US
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「ナビゲータ」→「ツール」→「インポート管理」に移動します
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「インポートの管理」ページで、「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。
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インポート・オプションの入力ページで、この表のフィールドに値を指定します
フィールド
値の説明
名前
インポートの名前。
オブジェクト
インポートするオブジェクト。
オブジェクトが見つからない場合は、「検索」リンクをクリックして検索します。「検索と選択」ダイアログ・ボックスで、「オブジェクト」テキスト・ボックスにオブジェクト名を入力し、「検索」ボタンをクリックします。結果リストからオブジェクトを選択し、「OK」をクリックします。
「拡張」ボタンをクリックして、拡張検索オプションを使用することもできます。ここでは、オブジェクト名、サポートされている添付、作成日などの様々なフィルタ基準に基づいて検索できます。
インポートするオブジェクトがリストされていない場合は、オブジェクトのインポートに必要なロールおよび権限が自分にあることを確認してください。
添付オブジェクト
データベース内の既存のオブジェクト・レコードの添付をインポートするには、「オブジェクト」ドロップダウン・リストから添付オブジェクトを選択します。次に、添付オブジェクト・ドロップダウン・リストからオブジェクトを選択します。
ファイル名
CSV形式のテキスト・ファイルを参照して選択します。ソース・ファイルの最初の行はヘッダー行として扱われます。40文字以内のファイル名を指定してください。
ノート: ソース・ファイルが50,000レコードを超える場合は、それぞれ50,000レコード未満の複数の小さいファイルに手動で分割する必要があります。ファイル・インポート・ページでは、インポート・ジョブごとに50,000レコードのみが許可されます。または、50,000レコードを超えるファイルを受け入れることができるExternal Cloud Data Loader Clientを使用することもできます。オブジェクト階層のインポート
子オブジェクトや孫オブジェクトなどのオブジェクトの階層をインポートするには、親オブジェクトのソース・ファイルをアップロードした後、「オブジェクト階層のインポート」リンクをクリックします。次に、インポートする子オブジェクトの「使用可能」チェック・ボックスを選択し、関連するソース・ファイルを選択します。
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「拡張オプション」→「スケジュールの作成」をクリックします。インポートを即時実行または後日実行にスケジュールします。将来の日付を選択した場合は、インポートを開始する日付と時刻を指定します。
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「次」をクリックします。「フィールドのマップ」ページに、ソース・ファイルのデータの最初の行が表示されます。デフォルトでは、各ソース・ファイル列を適切なターゲット・オブジェクト属性に自動的にマップすることが試みられます。これらのマッピング・ルールに従っていることを確認してください。
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BankPartyNumber属性またはBranchPartyNumber属性では、ターゲット・オブジェクトとしてOrganizationProfileを選択し、ターゲット属性としてPartyNumberを選択します。
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すべてのAddress属性において、ターゲット・オブジェクトとしてAddressを選択し、ターゲット属性として対応する値(Address1、City、State、Country)を選択します。
ノート: マップされていない列のデータはインポートされません。 -
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「次」をクリックします。「レビューおよび発行」ページで、インポート・アクティビティ構成をレビューします。「フィールドのマップ」ページで事前検証を実行しなかった場合は、検証プロセスを実行するよう通知メッセージが表示されます。このページでは、親オブジェクトまたは子オブジェクトのマップされていない列を表示できます。
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「データの検証」をクリックして、ソース・ファイルのデータをチェックします。検証エラーがある場合は、「マッピング検証」ページに表示されます。マップされていない列に関する警告が表示された場合は、それらの列を無視し、インポートの発行ジョブを続行できます。検証は情報提供を目的としており、少量のインポートにのみ適用されます。
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「発行」をクリックしてインポートをキューに入れます。
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「設定および保守」作業領域で、「銀行の管理」ページまたは「銀行支店の管理」ページに移動します。銀行または銀行支店の住所が正しくインポートされたことを確認します。