買掛管理のセキュリティ

Oracle Fusion Payablesでは、ビジネス・ユニットごとに請求書および支払へのアクセスを制限することにより、セキュリティを向上しています。表示または処理を行うために請求書および支払にアクセスできるのは、自分が権限を持つビジネス・ユニットのみです。権限は、各ユーザーに明示的に付与する必要があります。

「ユーザーのデータ・アクセスの管理」ページで、ユーザーをジョブ・ロールの適切なセキュリティ・コンテキスト(ビジネス・ユニットなど)に割り当てます。

Oracle Payablesは、スキャン済請求書を処理するために文書リポジトリに統合されています。セキュリティを強化するために、文書リポジトリに対する編集アクセス権は、次の事前定義済ロールに付与されています。

  • 買掛/未払金マネージャ

  • 買掛/未払金スペシャリスト

  • 買掛/未払金管理者

  • 買掛管理請求書監督者

セキュリティ要件にあわせて、次の事前定義済ロールには、文書リポジトリに対する表示専用アクセス権があります。

  • 財務アプリケーション管理者

  • 原価会計担当

  • プロジェクト会計担当

ノート: 詳細は、ERPの保護ガイドのセキュリティ・コンソールを使用したロール構成の章を参照してください。