既存の実装のテスト

既存のIDR実装を定期的にテストし、最適な認識率を確保します。また、定期的なテストによって、更新されたサプライヤおよび購買オーダーをIDRに常に認識させることができます。

開始する前に

テストを開始する前に覚えておくべき点がいくつかあります。

テスト・プラットフォームに最新のサプライヤおよび購買オーダーが配置されるようにするため、P2T (本番からテスト)環境のリフレッシュをリクエストします。手順については、Oracle Applications Cloud Service Definition - Environment Refresh(文書ID 2015788.1)を参照してください。

ノート: P2Tリフレッシュ・リクエストは、完了までに最大3週間かかる場合があります。
トレーニング用の請求書を収集します。

ヒント: これらの請求書は定期的に処理される請求書の標本である必要があります。また、上位25社のサプライヤから少なくとも5件の請求書が含まれるようにします。

既存のIDR実装をテストするには:

テスト開始の24時間前にIDRを有効にします。そのためには、「設定および保守」 > 「財務」 > 「買掛管理」 > インテリジェント認識オプションの管理にナビゲートし、「保存」をクリックします。
請求書文書認識追跡レポートを使用して、IDR処理済請求書のステータスを追跡します。レポートを実行するには、「ツール」 > 「スケジュール済プロセス」にナビゲートし、新規プロセスのスケジュールをクリックします。「請求書文書認識追跡レポート」を検索します。
同じ請求書を繰り返しテストする場合は、Payablesで請求書の勘定科目番号を変更することで請求書番号の重複エラーを回避できます。

警告: テストで同じ請求書を繰り返し使用することはお薦めしません。できるだけ多くの一意の請求書を使用してテストするようにしてください。
少なくとも25社のサプライヤを選択し、これらの各サプライヤから2-3件の請求書を処理します。IDRで正しい値が認識されなかった場合は、必要な訂正を加えます。IDRはこれらの訂正から学習します。次に、同じサプライヤの別の2-3件の請求書を再テストして、十分な認識率を達成できるようにします。

テスト結果に満足したら、本番に移行できます。