契約の割当と作業負荷の管理
契約が承認される前に、契約のオーサリングおよびネゴシエーション中に、複数の組織およびリソースが契約を操作して更新することが必要になる場合があります。 たとえば、リソース組織が営業、法務、財務および経理である場合があります。 ユーザー・ステータスとその遷移、および契約の割当を定義すると、様々なリソース間およびリソース組織間で転送できるようになります。 割当処理とユーザー遷移処理は、契約レベルの「処理」メニュー項目です。
契約の作業負荷管理の主な特徴は次のとおりです。
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契約の割当は、単独で実行するか、シード済ステータスまたはユーザー・ステータスからのユーザー遷移時に実行できます。 契約履歴ページで、割当の履歴とステータスやユーザー・ステータスの変更履歴を確認できます。
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また、契約マネージャは「作業負荷の管理」タスクを使用して、組織内のリソースおよびリソース組織に割り当てられているすべての契約の統合ビューを確認できます。
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「作業負荷の管理」ページの「要約」ビンと「割当」ビンを使用すると、契約マネージャは次の処理をレビューおよび実行できます。
「要約」ビン
「作業負荷の管理」ページの「要約」ビンには、ツリーのような構造で次が表示されます。
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組織およびその組織の個々のリソースに直接割り当てられている契約の合計数および価額
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入れ子にされたリソース組織および入れ子にされたリソース組織内の個々のリソースに直接割り当てられている契約の合計数および価額
個々のリソースに割り当てられている契約の詳細を確認するには、「要約」ビンでリソースの契約数合計列をクリックします。 まだ割り当てられていない契約の詳細を確認するには、「要約」ビンで組織に割り当てられている契約の契約数合計列をクリックします。
「割当」ビン
「作業負荷の管理」ページの「割当」ビンには次が表示されます。
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デフォルトでは、マネージャの組織内の入れ子にされたリソース組織に割り当てられているすべての契約
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さらに、「リソース組織のみ」オプションを無効にしている場合は、個々のリソースに割り当てられている契約
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検索基準を使用して追加の検索を作成および保存している場合は、ユーザー・ステータス別や割当先別などの契約
入手できる情報に基づいて、契約マネージャは次のいずれかの処理を実行できます。
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未割当の契約を個々のリソースに割り当てる。 新しい割当先を選択する際は、割当先を契約チームに追加して、その割当先が契約へのフル・アクセス権を持つようにします。
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割当済の契約を特定のリソースから削除して他のリソースに再割当し、リソースの作業負荷のバランスをとる。 「割当」領域で複数の契約をまとめて選択して割り当てたり、割当から削除したりできます。
レビュー中の契約の進捗を追跡するには、個々の契約履歴ページにドリルダウンして、使用されているユーザー・ステータス、割当先、レビュー日数およびコメントを表示します。