オーサリング契約と契約ウィザードの連携方法
「ウィザードでの契約作成」タスクおよび「ウィザードでの契約の編集」タスクを選択すると、ガイド付きのプロセスに従って企業契約をすばやくオーサリングできます。
契約ウィザードのガイド付きプロセスは、契約条件の作成元によって異なります。 契約条件が組織内で作成される場合は、契約条件テンプレートを適用することで契約条件を追加します。 契約条件がサプライヤなどの外部パーティで作成される場合は、契約条件はアプリケーションの外部で作成されるため、契約条件を含むファイルをアップロードします。
この図は、契約条件が内部パーティで作成される場合の契約ウィザードでの契約の作成方法を示したものです。
- オーサリング・パーティとして「内部」を選択し、「契約の作成」ウィンドウで基本契約情報を入力します。使用する契約条件テンプレートを選択およびプレビューできる契約ウィザードのページが表示されます。
- 設定によって、推奨のテンプレートが示される場合と、独自のテンプレートを選択できる場合とがあります。
- 選択したテンプレートのビジネス・ルール設定によっては、契約変更項目の値を入力し(ステップ3)、質問に答える(ステップ4)必要があります。 これらのステップは、「契約エキスパート」を実行するのと同様の意味を持ちます。 この図では、それらが破線で示されます。ステップ3および4のエントリに基づいて、契約条件に追加の条項が挿入される場合があります。
- サポート文書をアップロードできます。
- 挿入された追加条項も含めて契約条件をプレビューできます。
- 問題がなければ、「契約のレビュー」ページの「発行」をクリックして契約を検証します。 検証エラーがない場合、契約が承認用に発行されます。
- 契約を発行せずに変更する場合は、契約を保存してから、次のいずれかの操作を行います: ウィザードで入力した内容を訂正する場合は、「ウィザードでの契約の編集」処理を選択します。契約明細などの詳細を追加したり、契約条件を編集したりする場合は、「契約の編集」処理を選択します。
この図は、内部パーティ用の契約ウィザードを使用して契約をオーサリングするプロセスの概要を示しています。


基本契約情報の入力
契約を作成するには、契約タイプを選択し、基本契約情報を入力します(契約パーティや契約金額を含む)。 「オーサリング・パーティ」フィールドを「外部」に設定した場合、契約条件はアプリケーションの外部(「文書のアップロード」ページでアップロードする個別の文書)で作成されます。
契約条件テンプレートの選択とプレビュー
「オーサリング・パーティ」が「内部」の場合は、設定に応じて、特定の契約条件テンプレートが推奨されるか、独自のテンプレートを選択できます。 テンプレートをプレビューするには、「契約のプレビュー」ボタンをクリックします。 プレビューは、最終的な契約と同じ書式で表示されるわけではありません。また、後のステップでアプリケーションによって挿入される条項は含まれません。
変更項目値の入力
選択したテンプレートのビジネス・ルールによっては、変更項目値の入力が必要になります。 アプリケーションはこれらの値を代入し、場合によっては、それらを使用して追加条項が必要かどうかを決定します。 このステップは、「変更項目値の編集」処理を使用して変更項目値を入力するか、またはウィザードを使用せずに「契約エキスパート」機能を実行するのと同等の意味を持ちます。
質問への回答
いくつかの質問に回答する必要がある場合もあります。 その回答に基づいて、契約に追加条項が挿入されます。 このステップは、ウィザードを使用しない場合に「契約エキスパート」を実行するのと同等の意味を持ちます。
文書のアップロード
契約に添付するファイルをアップロードすることができます。 「オーサリング・パーティ」として「外部」を選択した場合は、契約条件を含んだファイルをプライマリ契約文書としてアップロードする必要があります。 契約条件をテンプレートから取得する場合は、契約を承認のために発行すると自動的にプライマリ契約文書が生成されます。
契約のレビュー
最終的な契約条件をレビューできます(アプリケーションによって挿入された追加条項を含む)。 表示される契約条件の書式はHTMLですが、まだ最終的な書式ではありません。 契約を最終的な書式で表示するには、「契約のプレビュー」ボタンを選択します。 契約を承認のために発行すると、PDFバージョンが承認者に送信されます。
契約と契約条件の編集
「ウィザードでの契約の編集」処理を使用して、基本契約情報を編集できます。 「契約の編集」処理を使用すると、契約と契約条件の両方を編集できます。契約明細などの契約の詳細を追加することもできます。