ロール・プリファレンス

実装時の企業のデフォルト・ロール・プリファレンスを選択します。ロール・プリファレンスを設定するには「アプリケーション・セキュリティ・プリファレンスの管理」タスクを実行し、セキュリティ・コンソールの「管理」タブの「一般」サブタブを開きます。そこから、ロール・サブタブをクリックして「ロール・プリファレンス」ページを表示します。

コピーしたロール名

事前定義済ロールをコピーし、コピーしたバージョンのロールを編集するロールを作成する際のベスト・プラクティスです。事前定義済ロールをコピーすると、次のようになります。

事前定義済ロールを識別するORA_プレフィクスは、コピーされたロールのロール・コードから自動的に削除されます。
企業のプリフィクスとサフィクスの値は、コピーしたロールのロール名とコードに自動的に追加されます。

エンタープライズ・プレフィクスおよびサフィクスの値は、「ロール・プリファレンス」ページで指定します。デフォルト値は次のとおりです:

プリフィクス値は空です。
role-nameサフィクスは「カスタム」です。
ロール・コードサフィクスは_CUSTOMです。

たとえば、チャネル・アカウント・マネージャ・ジョブ・ロール(ORA_ZPM_CHANNEL_ACCOUNT_MANAGER_JOB)をコピーすると、コピーされたロールのデフォルトの名前とコードは次のようになります:

チャネル・アカウント管理者カスタム
ZPM_CHANNEL_ACCOUNT_MANAGER_JOB_CUSTOM

必要に応じて、「ロール・プリファレンス」ページでプレフィクスの値を指定し、サフィクスの値を変更できます。これらの値を変更した場合は、「保存」をクリックすると、変更がただちに有効になります。

グラフ・ノードとデフォルト・ビュー

セキュリティ・コンソールの「ロール」タブで、ロール階層を表示できます。デフォルトでは、これらの階層は表形式で表示されます。デフォルトでロール階層をグラフィカル形式で表示する場合は、「ロール・プリファレンス」ページの「デフォルト表ビューの有効化」オプションの選択を解除します。

ロール階層が「ロール」タブに表示されると、ロール数が非常に多い場合があります。「ロール・プリファレンス」ページで「グラフ・ノード制限」オプションを設定することで、ノード数を制限できます。指定した制限を超えるノードを含むロール階層を表示すると、灰色の矢印が追加ノードを示します。このようなノードをフォーカス・ノードとして設定して、残りの階層を表示できます。