インポート・アクティビティのオプション
CX Sales and Fusion Serviceで使用可能なインポート・オプションを使用して、インポート・アクティビティを作成できます。
ソース・ファイル・データ変換
この表のオプションを使用して、インポート・プロセスによってデータを正しく解釈および変換できるように、ソース・ファイル・データの書式を識別します。
オプション |
説明 |
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小数点記号 |
属性タイプが小数の属性にマップされた列内の数値の小数部の書式。 |
日付書式 |
属性タイプが日付の属性にマップされた列内の値の書式。 |
タイムスタンプ書式 |
属性タイプがタイムスタンプの属性にマップされた列内の値の書式。 |
ファイル・エンコーディング |
ファイル内の文字全体のエンコーディング。 |
ターゲット・インポート・オプションのインタフェース
インポートするオブジェクトおよび実装したアプリケーション・モジュールに応じて、オプションをいくつか選択する必要があります。 次の表に、すべてのオプションを示します。
オプション |
説明 |
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インポート・モード |
リードおよび従業員リソースをインポートするには、レコードの作成と更新を行うか、更新のみを行うかを指定します。 更新を選択すると、インポート・プロセスは新規レコードを無視します。 他のすべてのインポート・オブジェクトの場合、作成操作と更新操作の両方とも使用できます。 |
許容できるエラー数 |
「許容できるエラー数」しきい値によって、検証エラーの連続行数がユーザー定義のしきい値を超えた場合に、インポート操作を自動的に取り消す必要があるかどうかが決まります。 「許容できるエラー数」のデフォルト値は2000ですが、インポートを構成するときにこの値を変更できます。 「データのインポートを準備しています」ステップの間に、入力ファイルで検証エラーの連続行数が「許容できるエラー数」値を超えた場合は、インポートが取り消されます。 このステップで「許容できるエラー数」に達しない場合、インポートは続行されます。 「データをインポートしています」ステップの間に発生したエラーは、「許容できるエラー数」の一部としてカウントされません。 検証エラーとしては、次のものがあります。
顧客データ管理オブジェクトの照合構成を使用して見つかった重複は、エラー数に含まれません。 |
通知Eメール |
インポート処理通知の目的の受信者の電子メール。 現時点で、このオプションは商談オブジェクト、リード・オブジェクトおよびユーザー定義オブジェクトでのみサポートされています。 |
顧客データ管理重複 |
アカウントおよび法的エンティティを単独または別のオブジェクトの一部としてインポートするときには、顧客データ管理値リストで重複の処理に関するオプションを選択できます。 ノート: 顧客データ管理重複値リストを使用して重複を取得できるのは、データ品質機能のライセンスが供与されている場合のみです。 ライセンスを取得したら、「エンタープライズ・データ品質照合構成の管理」タスクを使用して、照合構成のキーを再作成する必要があります。 詳細は、『CX Sales and Fusion Service向け顧客データ管理の実装』ガイドを参照してください。
重複は、次の照合構成を使用して決定されます。
このオプション(データ品質機能のライセンスを取得している場合にのみ使用可能)を使用すると、アカウントおよび法的エンティティを単独または別のオブジェクトの一部としてインポートするときに、重複の処理に関する様々なオプションを選択できます。 重複は、次の照合構成を使用して決定されます。
次のいずれかから選択できます。
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重複再調査日数 |
このオプションは、リード・インポート・オブジェクトにのみ適用されます。 事前定義されたインポート・マッピングで重複の検証のために選択した属性に基づいて、再調査日数値から求められる期間内に作成された既存のリードが評価され、重複がないか確認されます。 重複が見つかった場合、リードはインポートされず、重複レコードが例外レポートにレポートされます。 重複するリードは、「許容できるエラー数」しきい値の計算に含められます。 |
Groovyスクリプトおよびワークフローの実行 |
このオプションを選択することで、インポートによってインポート対象のオブジェクト用に構成されたGroovyスクリプトおよびワークフローの実行をトリガーできます。 このオプションは、ソース・ファイルのデータ・レコードの量が少なく、インポート対象のオブジェクトがサポートしている場合にのみ有効になります。 |