インセンティブ・プランへのプラン・コンポーネントの追加に関する考慮事項
プラン・コンポーネントをボトムアップで構築し、構築しながら頻繁にテストできます。 利益レコードの数を減らすために、1つのプランのプラン・コンポーネントの数を制限します。
「報酬プラン」作業領域でプランにプラン・コンポーネントを追加する際には、関連開始日と関連終了日を調整できます。 また、計算順序とターゲット・インセンティブ率も設定できます。
関連開始日と関連終了日
報酬プランにプラン・コンポーネントを追加すると、プラン・コンポーネントの開始日と終了日に、関連開始日と関連終了日が自動的に入力されます。 特別パフォーマンス奨励金(SPIF)または販促賞与の関連日付を変更します。これらは短期間有効です。
たとえば、第3四半期のみに適用される販促賞与があります。 プラン・コンポーネントの関連日付を適切に変更します。 第2四半期と第4四半期にも同じ賞与を提供する場合は、関連するプラン・コンポーネントを複製する必要があります。 その後、1つ目の日付範囲に対して1つのプラン・コンポーネントを関連付け、2つ目の日付範囲に対してもう1つのプラン・コンポーネントを関連付けます。 1つのプラン・コンポーネントを同じプランに関連付けることができるのは1回だけです(関連日付が異なる場合でも)。
計算順序
1つのプラン・コンポーネントの出力が別のプラン・コンポーネントの入力として使用されている場合は、それらに順序を付ける必要があります。 依存プラン・コンポーネントが他のベース・プラン・コンポーネントの計算結果を参照する場合は、計算順序を設定します。 依存プラン・コンポーネントは、ベース・プラン・コンポーネントよりも高い計算順序にする必要があります。 報酬プランに依存プラン・コンポーネントを関連付ける場合は、必ずベース・プラン・コンポーネントも関連付けて、報酬プラン設定を完了する必要があります。
たとえば、サービス賞与と製品賞与という2つのプラン・コンポーネントがあるとします。 計算プロセスでは、営業担当がサービス目標を100パーセント達成したときに、製品賞与の利益がより高いパーセンテージで計算されます。 製品賞与はサービス賞与の計算に依存するため、プラン・コンポーネントの計算順序は次のように設定します。
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サービス賞与: 1
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製品賞与: 2
ターゲット・インセンティブ率
ターゲット・インセンティブ率は、そのプラン・コンポーネントの計算済利益に適用するプラン・ターゲット・インセンティブ金額のパーセンテージです。 式にはターゲット率とターゲット利益を含めることができます。 ターゲット・インセンティブ率を入力する場合は、追加したすべてのプラン・コンポーネントのパーセンテージ合計が100パーセントになる必要があります。