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インセンティブ報酬支払コンポーネント

支払ビジネス・プロセスでは、営業担当への支払方法(これらの側面を含む)が制御されます。

  • 誰に支払われるか

  • 支払がいつ発生するか

  • どのトランザクションや調整が支払対象となるか

  • 承認と支払処理(承認を使用する場合)

次のチャートは、インセンティブ支払の決定ビジネス・プロセス・エンティティと、それらのエンティティ間の関係(1対多、多対1、または多対多)を示しています。

インセンティブ報酬支払エンティティの関係

支払グループ

支払グループを使用して、支払の頻度を定義し、同じ支払サイクルにある参加者を収集して、同じアプリケーションに送信します。 たとえば、月次参加者支払を買掛管理アプリケーション用にPay Group A、給与アプリケーション用にPay Group Bとしてグループ化します。

支払サイクルに含まれ、給与から支払われる参加者

支払プロセスを実行する際には、参加者を支払グループに割り当てて、支払バッチに含める必要があります。 支払グループは1人の参加者に複数割り当てることができますが、同時にアクティブにできる支払グループは1つだけです。 支払グループの作成と管理は、参加者割当作業領域で行います。

支払バッチ

支払グループは1つ以上の支払バッチに割り当てることができますが、1つの支払バッチに割り当てられる支払グループは1つだけです。

複数の支払バッチに割り当てられた1つの支払グループ
  • 支払バッチは、支払が有効となる報酬期間を定義します。

  • 支払バッチは、各適格参加者の支払金額を決定します。

支払シート

支払シートは、支払バッチの作成時に生成されるワークシートです。 支払バッチには複数の支払シートが含まれ、各支払シートには次の情報が含まれています。

  • 複数の買掛/未払金コミッションまたは支払トランザクション

  • 前払金および回収調整

  • 支払シート参加者の支払調整

支払プラン

支払プランには、支払前払金、前払金回収、および割り当てられた参加者への支払限度金額に関するルールが含まれます。 支払プロセスではこれらのルールを使用して、参加者支払シートに、期間の利益に対する計算済の参加者支払調整金額が入力されます。

支払プランには、複数の参加者を割り当てることができます。 支払プランは1人の参加者に複数割り当てることもできますが、同時にアクティブにできる支払プランは1つだけです。