式ビルダーでの論理演算
式ビルダーで論理演算を使用して複雑なビジネス・ルールにあわせることができます。 次の表に、論理演算に使用可能な式の用語の説明、ルールおよび例を示します。
式の用語 |
詳細 |
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CHOICE |
構文: (条件1*, 値1*, 条件2, 値2, ...条件n, 値n, 値Z*) 入力: 次のリストには、必須とオプションの入力が含まれています。
戻りデータ型: 入力された値に応じて、文字列、数値または日付。 説明: ユーザーがIF、THEN、ELSEロジックと同等のものを使用できるようにします。 様々な条件に基づいて異なる結果を選択できます。 条件を左から右に評価し、条件1がTRUEの場合は値1を指定します。 ただし、条件1がTRUEでない場合は、条件2がTRUEであるかどうかを確認します。 TRUEの場合は値2を指定します(同様に続く)。 前の条件のいずれもTRUEでない場合は、最終値の値zを指定します。 例: 次の例はCHOICEの使用方法を示しています。
例外: 入力条件のいずれかがブールでない場合は、エラーが発生します。 |
IS_EQUAL |
構文: IS_EQUAL (値1*, 値2*) 入力: 次に示す入力は必須入力です。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値1が値2と等しい場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はIS_EQUALの使用方法を示しています。
例外: 例外のリストは、次のとおりです。
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IS_NULL |
構文: IS_NULL (値*) 入力: 値(required): 文字列、日付、数値またはブールを指定可能 戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値がnullの場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。
例: 例外: 入力がエラーになると、エラーが発生します |
IS_GREATER |
構文: IS_GREATER (値1*, 値2*) 入力: 次に示す入力は必須入力です。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値1が値2より大きい(日付の場合はそれ以降)の場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はIS GREATERの使用方法を示しています。
例外: 入力がnullの場合はFALSEを返します。 |
IS_LESS |
構文: IS_LESS (値1*, 値2*) 入力: 次に示す入力は必須入力です。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値1が値2より小さい(日付の場合はそれ以前)の場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はIS_LESSの使用方法を示しています。
例外: 入力がnullの場合はFALSEを返します。 |
IS_BETWEEN |
構文: IS_BETWEEN (評価する値*, 最小値*, 最大値*) 入力: 次のリストには、必須とオプションの入力があります。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 評価する値が最小値と最大値の間にあるか、いずれかの値に等しい場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はIS_BETWEENの使用方法を示しています。
例外: 入力がnullの場合はFALSEを返します。 |
AND |
構文: AND (条件1*, 条件2*, ...条件n) 入力: 次のリストには、必須とオプションの入力があります。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: すべての条件がTRUEの場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。
例: 例外: いずれかの入力がnullの場合、ブールでない場合、またはエラーになった場合は、エラーが発生します。 |
OR |
構文: OR (条件1*, 条件2*, ...条件n) 入力: 次のリストには、必須とオプションの入力があります。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: いずれかの条件がTRUEの場合はTRUEを返します。 それ以外の場合、すべての条件がFALSEの場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。
例: 例外: いずれかの入力がnullの場合、ブールでない場合、またはエラーになった場合は、エラーが発生します。 |
NOT |
構文: NOT (条件*) 入力: 条件(required): ブール(TRUEまたはFALSE) 戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 入力のブール値を反転して、入力条件がfalseの場合はTRUE、入力条件がtrueの場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はNOTの使用方法を示しています。
例外: 入力がnullの場合、ブールでない場合、またはエラーになった場合は、エラーが発生します。 |
IS_LIKE |
構文: IS_LIKE (値1*, 値2*) 入力: 次に示す入力は必須入力です。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値1が値2の一部と一致する場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 ワイルドカード(%)は一致する部分を決定します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 ノート: 入力および引数の作成時に、用意されている演算子ボタンとして入力するのではなく、定数の一部としてパーセント記号(%)を追加します。
例: 次の例はIS_LIKEの使用方法を示しています。
例外: 入力がnullの場合はFALSEを返します。 |
IS_IN |
構文: IS_IN (値*, 含まれる値1*,...含まれるn) 入力: 次のリストには、必須とオプションの入力があります。
戻りデータ型: ブール(TRUEまたはFALSE) 説明: 値がいずれかの含まれる値と等しい場合はTRUEを返します。 それ以外の場合はFALSEを返します。 これはCHOICE関数の入力条件内で使用されます。 例: 次の例はIS_INの使用方法を示しています。
例外: いずれかまたはすべての入力がエラーになると、エラーが発生します。 |