参加者割当の概要
従業員に報酬を提供するには、従業員が報酬プランの参加者になる必要があります。 参加者が多数いる場合は、ロールによる自動割当の方が、参加者を1人ずつ割り当てるより時間を短縮できます。 ここでは、両方について説明します。
一度に1人の参加者を割当
次に示すように、1人の参加者を1つの報酬プラン、支払グループおよび支払プランに直接割り当てることができます。

ロールによる割当て
ロールを使用すると時間を節約できます。 報酬プラン、支払プランおよび支払グループにロールを割り当てた後は、各参加者にロールを割り当てるだけで済みます。 インセンティブ・プランの配置プロセスでは、すべての参加者が、一致するロールを持つ報酬プラン、支払プランおよび支払グループに割り当てられます。 変更した後にこのプロセスを実行して、割当およびその後の計算の精度を確認します。 この例では、ロールAが参加者1、報酬プラン20、支払プラン30および支払グループ40に割り当てられます。

インセンティブ・プランの配置プロセスでは、参加者1が次に自動的に割り当てられます。
-
報酬プラン 20
-
支払プラン 30
-
支払グループ 40
ルールを使用した参加者へのロールの割当
新しい参加者を多数インポートする場合、それぞれの参加者へのロールの割当てには時間がかかります。 割当ルールを作成すると、この作業を代行できます。 ルールにより、参加者割当の処理中に、新しい参加者の属性がロール属性と照合されます。 また、ルールが変更された場合や参加者属性が変更された場合は、参加者がロールに再割当されます。 次に、「インセンティブ・プランの配置」プロセスを実行して、ロールが一致する報酬プラン、支払プランおよび支払グループにすべての参加者を割り当てる必要があります。
「参加者スナップショット」または「参加者割当」作業領域では、引き続き参加者をロールに個別に割り当てることができます。 「参加者割当」プロセスによって割当が変更されないようにするには、「割当の保持」を選択します。