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生存ルール

生存ルールは、マージ操作中にマスター・レコードまたは生存レコードとその属性を決定するビジネス・ルールの集合です。

生存ルールによって、ビジネス・ルールに基づいて、複数のソース・システムから最適なバージョンのレコードが作成されます。 重複レコードのマージ中に競合を解決するように生存ルールを構成できます。

生存ルール・タイプ

生存ルールには、2つのタイプがあります。 ビジネス・ニーズに基づいてこれらを構成できます。 これらは次のとおりです。

  • マスター・レコードの設定: 一連の潜在的な重複レコードの中からマスター・レコードを選択するための基準を定義する場合に「マスター・レコードの設定」ルールを構成します。

  • 属性値の設定: 複数の入力レコードの中から最適な属性値を選択するための基準を定義する場合に「属性値の設定」ルールを構成します。

事前定義済の生存ルール

アプリケーションですぐに使用できる、次の6つの事前定義済の「属性値の設定」ルールが用意されています。

  • 最も以前に更新された組織属性(History Wins): このルールでは、更新日付が最も古い組織属性が選択されます。

  • 最も最近更新された組織属性(Recent Wins): このルールでは、更新日付が最新の組織属性が選択されます。

  • 最も高い組織ソース確度レベルを優先: このルールでは、ソースの信頼度レベルが最高の組織属性値が選択されます。

  • 最も以前に更新された個人属性(History Wins): このルールでは、更新日付が最も古い個人属性が選択されます。

  • 最も最近更新された個人属性(Recent Wins): このルールでは、更新日付が最新の個人属性が選択されます。

  • 最も高い個人ソース確度レベルを優先:: このルールでは、ソースの信頼度レベルが最高の個人属性値が選択されます。

さらに、事前定義済のテンプレートを使用して新しい「属性値の設定」ルールを作成できます。

これらの事前定義済の属性ルールを表示するには、「生存ルールの管理」タスクで「検索」ボタンをクリックします。 これらの事前定義済の生存ルールを開始点として使用し、自分のビジネスに最適な基準を定義できます。 これらのルールはリリースごとに更新されます。 これらのルールを作成、編集および削除することもできます。 ただし、既存のルールを削除することはお薦めしません。 デフォルトでは、これらの事前定義済の生存ルールは非アクティブ・ステータスになっており、「生存ルールの管理」タスクからこれらのルールをアクティブ化できます。

生存ルールの有効化方法

「設定および保守」作業領域で次の項目を使用して、ZCH_ENABLE_SURVIVORSHIPプロファイル・オプションを「はい」に設定することで、生存機能を有効にできます。

  • オファリング: 顧客データ管理

  • 機能領域: 顧客ハブ

  • タスク: 顧客ハブ・プロファイル・オプションの管理

    ノート: 生存ルールの処理中に、次のロールおよび権限があるかどうかを確認します:
    • ORA_ZCH_CDM_ADMIN_DUTY
    • ORA_CRM_EXTN_ROLE
    • ZCX_MANAGE_EXTENSIBLE_OBJECT_PRIV

生存ルールの管理方法

「設定および保守」作業領域で次のように移動して、生存ルールを作成、編集および削除できます。

  • オファリング: 顧客データ管理

  • 機能領域: 顧客ハブ

  • タスク: 生存ルールの管理

これらのルールは、ソース・システムの確度レベルおよびその他の基準を使用して特定のソース・システムから保持する必要があるレコードの属性を決定するものであり、生存ルール辞書XMLファイルに格納されます。

ノート: アプリケーションは、アプリケーション・コンポーザ・サンドボックス内での生存ルールの変更をサポートしていません。 そのため、マージ・エンジンは、アプリケーション・コンポーザ・サンドボックス内でこれらのルールに加えられた変更をピックしません。 アプリケーション・コンポーザ・サンドボックスでカスタム属性またはカスタム・オブジェクトを定義した場合は、サンドボックスを公開して終了してから、「生存ルールの管理」設定タスクで生存ルールを変更する必要があります。