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BI Publisherプロセスの概要

BI Publisher (BIP)テンプレートによって作成された通知は、標準で利用できます。 ビジネス要件を満たすようにテンプレートを簡単に構成できます。 必要に応じて、標準のテンプレート・レイアウトおよびコンテンツを変更して、イメージの追加、色とスタイルの変更、属性の追加または削除、テキストの変更を行うことができます。

電子メール通知とアプリ内通知の両方で、同じBIPテンプレートが使用されます。 EメールのBIPテンプレートに加えられた変更は、アプリケーション内通知にも影響します。 事前定義済BIPレポートは、標準データ・モデルからコンテンツを取得することでワークフロー通知を生成します。 新しい属性を追加するには、データ・モデルを変更する必要があります。

レポート・レイアウトでは共通の表およびパラグラフ・スタイルが使用されます。 また、再利用可能な通知コンポーネントでは、共通のサブテンプレートが使用されます。 これには、通知ヘッダー内のカスタム・ロゴ、処理ボタンおよびタスク履歴が含まれています。
ノート: 履歴コンポーネントはBIPデータ・モデルに基づいていないため、現在は変更できません。

BI Publisherプロセス

BI PublisherプロセスとEメール通知は、データ・モデル、サブテンプレート、レポートのレイアウト・テンプレートなど、様々なBIカタログ・オブジェクトを組み合せるプロセスによって生成されます。 この図は、これらのオブジェクトが連携して、通知に使用される出力を生成する方法を示しています。

通知に使用される出力を生成するためのオブジェクトの連携方法を示す図
  • データ・ソース: ビジネス・オブジェクトおよびトランザクションの属性および属性値をアプリケーション(トランザクション表など)に格納
  • データ・モデル: Eメールに含めることができるデータ・ソースの属性と、そのデータの取得方法を識別
  • サブテンプレート: ブランド・ロゴやボタンなどの、複数のレポートで再利用できる共通コンポーネントを提供します。
  • レポート: 次を識別するレイアウト・テンプレートが含まれています:
    • レポートに使用されるデータ・モデルから、Eメールおよびワークフロー通知に表示される属性
    • サブテンプレートからのコンポーネントを利用して、通知の外観
  • HTML: レポートからHTML出力を生成
  • 電子メール: Eメール本文にHTML出力が埋め込まれて、ビジネス・フローの一部としてユーザーにEメールを送信