ジョブ・オファー承認ルールの構成

ジョブ・オファーの承認ルールは、スイート全体での構成と同じ方法で構成できます。

たとえば、Proposed Assignment Details.Business Unitトークンに基づいて、オファーのビジネス・ユニットに応じて1レベルまたは2レベルの承認者が適している場合があります。

次の各項では、必要になる可能性のある特定のルールをサポートするいくつかの特定のオファー・フィールドについて説明します。

オファー・レター内のテキストのジョブ・オファー承認ルールの構成

ユーザーがテンプレートに追加テキストを挿入したり、標準オファー・レター・テンプレートを調整または完全に置き換えた場合、標準オファー・レター・テンプレートと異なるように下書きが作成されたオファーに対して、異なる承認サイクルを構成できます。

  • Offer Details. Is OfferLetter Text1 Null属性とOffer Details.Is OfferLetter Text2 Null属性のいずれかまたは両方を使用して、オファー・レター内のパーソナライズされた追加テキストを含むオファーのルールを構成します。
  • オファー・レターがすべてのトークン(元の方法)を保持している場合、オファー・レターの下書きを作成したユーザーによってオファー・レターが調整または置き換えられたオファーのルールを構成します。これらの承認ルールでは、Offer Details.Is Custom Offer Templateトークン(TrueおよびFalseの値を指定)を使用する必要があります。
  • オファー・レターのトークンがすべて解決された場合、オファー・レターの下書きを作成したユーザーによってオファー・レターが調整または置き換えられたオファーのルールを構成します。これらの承認ルールでは、Offer Details.Is Custom Resolved Templateトークン("Y"または"N"の値を指定)を使用する必要があります。

フレックスフィールドに基づくジョブ・オファー承認ルールの構成

ジョブ・オファーの承認サイクルは、オファーおよびオファーのアサイメントでグローバル・セグメントとして定義されているフレックスフィールドに基づいて、およびオファーの採用対象の求人でグローバルベースとコンテキストベースの両方のセグメントとして定義されているフレックスフィールドに基づいて構成できます。これらの承認ルールは、トランザクション・コンソールを使用せずに、ワークリスト内で構成します。

  1. ホーム・ページで、「通知」 アイコンをクリックします。

  2. 「通知」ページで、「すべて表示」をクリックします

  3. 「ワークリスト」をクリックします。

  4. 名前の横にあるメニューで、「管理」を選択します。

  5. 「タスク構成」タブをクリックします。

  6. タスクOfferApprovalHumanTaskを検索します

  7. タスクが表示されたら、タスク名をクリックします。

  8. 「編集」アイコンをクリックします。

  9. フレックスフィールドが変更されたことを示すメッセージが表示されます。「同期の開始」をクリックします。

  10. 同期が完了したら、OfferApprovalHumanTaskタスクを再度クリックします。

  11. 「割当先」タブをクリックします。

  12. 「ジョブ・オファー承認者」ボックス内の青いドットをクリックし、ルールに移動します。

  13. SupervisoryRulesListSetをクリックすると、作成したルールが表示されます。

  14. 「IF」セクションで「ルール1」に移動し、「検索」 アイコンをクリックします。

  15. 条件ブラウザ・ウィンドウで、フレックスフィールドを検索します。次のものを使用できます。

    • OfferDff

    • RequisitionDff

    • ProposedAssignmentDff

  16. 条件を作成します。

  17. 「検証」をクリックします。

ジョブ求人情報に基づくジョブ・オファー承認ルールの構成

ジョブ・オファーの承認ルールは、オファーの採用対象のジョブ求人に関する情報に基づいて構成できます。これらの承認ルールは、トランザクション・コンソールを使用して構成します。

  1. 「ツール」作業領域に移動します。

  2. 「トランザクション・コンソール」をクリックします。

  3. 「承認ルール」タブをクリックします。

  4. トランザクション・マネージャの「ルール」ページで、「ジョブ・オファーの承認」プロセスを選択し、「ルールの構成」列の「編集」アイコンをクリックします。

  5. 「承認ルール」の「ジョブ・オファーの承認」ページで、ルールをクリックし、ツールバーの「編集」アイコンをクリックします。

  6. ルールを再度クリックし、ツールバーの「選択内容の編集」アイコンをクリックします。

  7. 「承認ルール: 条件式の編集」ウィンドウで、最初のメニューで文を選択します。

  8. 2つ目のメニューで、「求人詳細」を選択し、関連するメニューから求人関連フィールドを選択します。

  9. 3つ目のメニューで、演算子を選択します。たとえば: >、<、==、contains、startsWith。

  10. 承認ルールの残りの式を選択します。

コピーされたジョブ・オファーのジョブ・オファー承認ルールの構成

ユーザーが同じ求人内の既存のジョブ・オファーからすべての値をコピーして外部ジョブ・オファーを作成できるようにした場合は、これらのコピーしたオファーに対してより短い承認フローを定義できます。または、元のソース・オファーがすでに承認されている場合は、これらのコピーしたオファーの承認を完全にバイパスすることもできます。これらのルールは、トランザクション・コンソールで次のように作成できます。

  • これらのコピーしたジョブ・オファーにのみ影響する承認ルールを構成するには、Offer Details.Batch Creation Flagフィールドに文字列"Y" (「はい」を表す)を指定します。
  • すでに承認済のソース・ジョブ・オファーからコピーしたオファーにのみ影響する、より具体的な承認ルールを構成できます。このタイプのルールでは、コピーが実行された時点で、元のオファーの許容可能ないずれかの状態を指定する必要があります。このルールを作成するには、Offer Details.Source State Nameフィールドを使用し、コピー時に有効なソース・オファーが存在していた可能性があるすべての状態名またはIDをリストします。
フェーズ 状態
オファー
  • 1020下書き
  • 1021承認待ち
  • 1028承認否認済
  • 1022承認済
  • 1023提示済
  • 1024受諾済
HR
  • 1033自動処理待ち
  • 1025手動処理待ち
  • 1034処理中のエラー
  • 1026処理進行中
  • 1027処理済
すべてのフェーズ
  • 1004雇用主により否認済
  • 1005候補者により取下げ済

担当者によるジョブ・オファーの承認の構成

ジョブ・オファーの承認ルールを構成する際に、承認者のリストの一部として担当者を追加できます。トランザクション・コンソールで候補者の提示担当者を構成して、候補者のオファーを承認できます。

  1. 「ツール」作業領域に移動します。

  2. 「トランザクション・コンソール」をクリックします。

  3. 「承認ルール」タブをクリックします。

  4. トランザクション・マネージャの「ルール」ページで、「ジョブ・オファーの承認」プロセスを選択し、「ルールの構成」列の「編集」アイコンをクリックします。

  5. ルールを作成し、担当者承認者を設定します。

  6. 「担当者」セクションで、フィールドを次のように設定します。

    • 処理タイプ: 承認要

    • 担当者タイプ: 採用

    • 次の担当者: 候補者の提示担当者

  7. 「送信」をクリックします。