複数キャリア・サイトの管理
組織に複数の外部キャリア・サイトがある場合は、それらの管理に使用できるツールがあります。
キャリア・サイトの順序変更
キャリア・サイトには、「キャリア・サイト構成」ページでの位置に基づいて順序番号が付けられます。ページの最初のサイトには順序番号1、2番目のサイトには順序番号2が付けられ、このように続きます。キャリア・サイトの順序を変更する場合は、「キャリア・サイト構成」ページでドラッグ・アンド・ドロップするのみです。キャリア・サイトの順序は、候補者がリンクからサイトにリダイレクトされるときに重要です。
たとえば、あるジョブが複数の外部キャリア・サイトに掲載されているとします。外部候補者がジョブへの応募を招待されるか、紹介されるか、採用担当者によってジョブ求人に追加されると、その候補者は、そのジョブが掲載されている、ページでの順位が最も高い(最上位の)キャリア・サイトにリダイレクトされます。
キャリア・サイトの複製
「キャリア・サイト構成」ページの「複製」処理を使用して、既存のキャリア・サイトを複製できます。新しいキャリア・サイトが作成され、構成は元のキャリア・サイトと同じになります。複製されたキャリア・サイトの名前とコードは、元のサイトと同じです。「編集」オプションをクリックすると変更できます。複製キャリア・サイトには、一意のURLがあります。
キャリア・サイトの置換
「キャリア・サイト構成」ページの「置換」処理を使用して、既存のキャリア・サイトを置換できます。新しいキャリア・サイトには、元のサイトと同じURLでアクセスできます。すべての機能設定およびビジュアル設定が別のサイトからコピーされます。
複製オプションと置換オプションは、より広範囲な変更をキャリア・サイト設定に加える場合に役立ちます。たとえば、ブランディングを変更する場合などです。キャリア・サイトを複製し、必要なすべての変更をその複製に対して加えることができます。キャリア・サイトを準備できた時点で、元のサイトを複製サイトに置き換えることができます。こうすれば、サイトのURLはそのままで、すべての設定が複製からコピーされます。候補者は、以前と同じリンクを使用して、拡張された新しいキャリア・サイトにアクセスすることになります。
キャリア・サイトのコンテキスト化
複数のキャリア・サイトを公開する場合は、そのサイトをコンテキスト化する必要があります。コンテキスト化は、キャリア・サイトの「一般」タブで行います。
事業所、組織、ジョブ・カテゴリ、ジョブ機能、採用タイプに基づいてキャリア・サイトをコンテキスト化できます。
キャリアがコンテキスト化されている場合、同じコンテキスト基準に一致する掲載済ジョブ求人のみがキャリア・サイトに表示されます。コンテキストが定義されていない場合、投稿されたすべてのジョブ求人がサイトに表示されます。次に例を示します。
次の順序で3つのキャリア・サイトを作成します。
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キャリア・サイト1: USジョブのみ
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キャリア・サイト2: EMEAジョブのみ
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キャリア・サイト3: コンテキストなし
シナリオ1: 候補者はジョブ求人詳細ページへのURLを受け取ります。URLは、キャリア・サイトから手動でコピーできます。URLには、キャリア・サイト2を指すサイト情報が含まれています。ジョブの場所はEMEAです。候補者は、キャリア・サイト2のジョブ詳細ページに移動します。サイトが非アクティブ化されると、候補者は、この求人が使用可能な最上位の連番サイト(キャリア・サイト3)に移されます。
シナリオ2: 候補者はジョブ求人詳細ページへのURLを受け取ります。紹介URLまたは見込み客URLである可能性があります。URLにはサイト情報が含まれず、ジョブ事業所はドイツです。候補者は、求人が使用可能な最上位の連番サイト、つまりキャリア・サイト2に移動します。
キャリア・サイトのインポートおよびエクスポート
「キャリア・サイト構成」ページの「エクスポート」および「インポート」処理を使用して、特定の環境からすべてのキャリア・サイト構成をエクスポートできます。アクティブおよび非アクティブなキャリア・サイトはすべてエクスポートに含まれます。エクスポートされたファイルには、サイト設定、ビジュアル構成および機能構成が含まれます。ファイルは任意の環境にインポートできます。インポートされたキャリア・サイトは、指定された環境の既存のサイトの最上位に追加され、インポート時に非アクティブになります。サイト・コードは環境上で一意である必要があります。キャリア・サイトがインポートされると、元のサイト・コードは追加(Copy_1)によって修正されます。(Copy_1)がすでに存在する場合、数字は拡張されます(例: Copy_2、Copy_3)。