昇格ルールの追加の例
昇格ルールを使用して、等級とステップの間の昇格を有効化または制限できます。ルールは、「適格プロファイル」タスクを使用して構成します。
昇格ルールについては、「グローバル」または「報酬」のいずれかで使用する加入者プロファイルを作成する必要があります。「昇格等級ラダー」タスクを使用して、これらのルールを昇格等級ラダーに関連付けます。
次のシナリオでは、昇格を可能にしたり制限したりするために、どのレベルで様々なルールを適用するかを示します。
昇格に必要な最小時間
工場労働者が自動的に昇格して各ステップを進むようにします。昇格するまでの経過時間を定義するステップ・レベルのルールを設定した昇格等級ラダーを作成します。ラダーのルールを適用する方法を次に示します。
ルール・レベル | ルールの例 |
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ラダー: 西部地域製造業 | なし |
等級: ジョブ組立てII | なし |
ステップ1 | 1つのステップに6か月 |
ステップ2 | 1つのステップに6か月 |
ステップ3 | 1つのステップに6か月 |
昇格に必要なパフォーマンス評点
管理業務の就業者のパフォーマンス評価が期待以上であった場合のみ、次の等級レベルに昇格するようにします。各等級の最後のステップに就業者パフォーマンスを評価する昇格ルールを組み込んだ昇格等級ラダーを作成します。ラダーのルールを適用する方法を次に示します。
ポジション | ルールの例 |
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ラダー: サポート・サービス | なし |
等級: 管理業務の事務員I | なし |
ステップ1 | 1つのステップに6か月 |
ステップ2 | 1つのステップに6か月 |
ステップ3 |
1つのステップに6か月 評価以上 |
昇格するために必要な認定書
プログラマが技術認定書を持っていなければ、次のステップに進めないようにします。次のステップに進むために認定書を必要とする昇格等級ラダーを作成します。ラダーのルールを適用する方法を次に示します。
ポジション | ルールの例 |
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ラダー: ソフトウェア開発者 | なし |
等級: プログラマIII | なし |
ステップ1 | Java SE Fundamentals認定書 |
ステップ2 | Java SE Advanced認定書 |
ステップ3 | Java SE Optimization認定書 |