ジャーニ・チェックリスト・タスクと個別報酬プラン割付
個人が新しい個別報酬割付を取得したときに、ジャーニの一部としてチェックリスト・タスクを送信できます。たとえば、個人が任意控除項目にサブスクライブしているとします。
対応するジャーニには、メンバーシップIDを手動で生成し、ポータル・アクセスを有効にして、ようこそキットを発行することをHR担当者に求めるチェックリスト・タスクが含まれます。
チェックリストの割当
チェックリスト・タスクを割り当てることができるのは、個人が次のような処理を使用して新しい個別報酬割付を追加したときのみです。
- 個別報酬
- 個人拠出金の管理
- 個別報酬の運用管理
また、個別報酬割付を追加する「採用」および「グローバル人事管理」処理を使用してタスクを割り当てることもできます。チェックリストは、新しい個別報酬割付が最終承認に合格し、エレメント・エントリが作成された後にタスクを割り当てます。チェックリストは、イベントを使用して個別報酬割付の新しいエレメント・エントリをリスニングします。イベントが機能するには、プロファイル・オプションHRC_DISABLE_HCM_EVENTS_PROCESSINGがNであることを確認します。
チェックリスト・テンプレートの作成
標準の手順に従い、次に示す個別報酬設定を使用してチェックリスト・テンプレートを作成します。
- 「一般」タブで、カテゴリを選択します。
- 「タスク」タブで、タスクを構成します。
-
「処理およびイベント」タブで、ジャーニでチェックリストを割り当てるイベントを構成します。新しい個別報酬割付の場合、指定したエレメントのエントリを作成すると、チェックリストによってタスクが割り当てられます。
- イベントを追加します。次に、「名前」フィールドで、「個別報酬」を選択します。
- 条件を編集し、グループを作成します。属性は「エレメント・タイプ」にデフォルト設定され、条件は「次と等しい」演算子および「定数」オペランド・タイプにデフォルト設定されます。
- 「オペランド値」フィールドで、「検索」をクリックします。「検索と選択」ダイアログ・ボックスを使用して、個別報酬オプションに適切な給与エレメントを選択します。
個別報酬のグループ条件を定義するときは、ORグループ・コネクタのみを使用できます。条件では、ANDコネクタはサポートされていません。
チェックリストがトリガーされるタイミングの制御
チェックリストがいつトリガーされるかを制御するには、割付基準を使用します。
- 個別報酬割当が承認され、エレメント・エントリが作成されたときに、デフォルトのチェックリスト手動割付、レコード作成または承認済オプション・トリガーが実行されます。このトリガーでは、支払開始日は無視されます。
- 「処理レコードが有効となる日付」オプションでは、支払開始日にチェックリストがトリガーされます。