ORA_CMP_SAL_REUSE_ASGN_ACTION_OCCURRENCEプロファイル・オプション
給与開始日に対して一致する処理および事由が存在する場合は常に、給与でアサイメントの処理発生識別子を再使用するには、このオプションを有効にします。
レスポンシブ・ページおよび22Cでリリースされた拡張雇用情報ページを使用している場合のみ、このプロファイル・オプションを有効にすることをお薦めします。プロファイル・オプションを使用可能にすると、前の給与の処理発生識別子に影響する可能性があります。たとえば、2010年、2016年、2021年の給与があるとします。
- HR担当者が2022年の給与を作成する場合、2022年の給与および2021年の給与の処理発生識別子の再利用が試行されます。
- 2021年の給与を変更する場合、2021年の給与の処理発生識別子の再利用が試行されます。
- 2021年の給与を削除する場合、2016年の給与の処理発生識別子の再利用が試行されます。
誰かが給与を作成または削除するたびに、前回の給与の終了日が訂正されます。したがって、処理ではその給与の処理発生識別子の再利用も試行されます。処理の再利用は、ツール、処理、ページ、およびプロセスを使用して単独で給与を作成または訂正するたびに発生します。
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ツールの例:
- HCMデータ・ローダーまたはHCMスプレッドシート・データ・ローダーおよび給与オブジェクト
- 給与REST API
- 給与のダウンロード
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レスポンシブ処理およびページの例:
- 給与の変更(ライン・マネージャ)
- 給与の変更(報酬マネージャ)
- 報酬情報からの給与の編集
- 給与履歴
- ローカル異動およびグローバル異動
- 訂正および削除の組合せの雇用詳細(22C更新で導入)
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プロセスの例:
- レートベースの給与プロセスの実行
- 等級ステップ昇格の実行
- 等級ステップ・レートの同期化
- ワークフォース報酬転送(給与を転記する場合のみ。アサイメント変更なし)
- 一括雇用主変更
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クラシック処理およびページの例:
- 給与の変更
同じ処理と事由を使用して同じ日にアサイメントに複数の変更がある場合、給与は最新の処理発生に関連付けられます。アサイメント変更前に給与変更が転記されるため、ワークフォース報酬からのアサイメントおよび給与変更の転記の際に処理発生は再利用されません。