休暇欠勤エントリのロードに関するガイドライン

HCMデータ・ローダーを使用して、休暇欠勤エントリ・ビジネス・オブジェクトの次のコンポーネントのデータをロードできます。

コンポーネント

摘要

休暇欠勤エントリ

次のものについて、休暇欠勤をロードできます。

  • 時間ベースのスケジュール: 時間ベースの勤務スケジュールには、固定された稼働日パターンがあります。たとえば、週に5日、8時間のスケジュールを定義します。午前8時に開始して午後5時に終了する時間ベースの勤務スケジュールを作成できます。時間ベースの勤務スケジュールに割り当てられた就業者は、毎日規定の時間数勤務可能であるとみなされます。

  • 経過スケジュール: 経過勤務スケジュールでは、就業者に固定開始時間または終了時間がありません。たとえば、ある就業者は午前9時に開始し、別の就業者は午前11時に開始します。経過勤務スケジュールに割り当てられた就業者は、1日のうち規定の時間数勤務可能であるとみなされます。StartDateDurationおよびEndDateDurationの値を指定する必要があります。

    StartDateDurationおよびEndDateDurationは、それぞれ開始日および終了日の1日の期間を示します。カレンダ日数単位には、半日と全日の2つのオプションがあります。全日の休暇欠勤を記録する場合にはStartDateDurationに1を指定する必要があり、半日の休暇欠勤を記録する場合には0.5を指定する必要があります。

個人出産または養子縁組休暇欠勤レコード

就業者の世帯における出産または養子縁組に関連付けられた休暇欠勤をロードできます。このレコードでは、計画休暇欠勤日、実績休暇欠勤日および出産予定日などのイベントに関連付けられた日付が取得されます。

拡張休暇欠勤エントリ

休暇欠勤の特定の日付へのブレークダウンがある場合は、拡張休暇欠勤エントリをロードできます。これは、休暇欠勤が複数のアサイメントに対して取得されている場合、または休暇欠勤が断続的である場合に使用されます。たとえば、医者への週次訪問について予定されている週次固定処理休暇欠勤などです。

休暇欠勤エントリ・オブジェクトのロードの準備

休暇欠勤レコードをロードする前に、次のことを行います。

  • 休暇欠勤の開始日現在で雇用が有効であることを検証するために、雇用主の名前を指定していることを確認してください。従業員の開始日によって、雇用主の休暇欠勤エントリの検証が決定されます。

  • 休暇欠勤タイプが休暇欠勤の開始日現在で有効であり、かつ、休暇欠勤の対象となる個人と同じ国別仕様データ・グループに属していることを確認します。

  • 休暇欠勤事由が休暇欠勤タイプの必須属性として指定されている場合は、これが定義されていることを確認してください。

  • 勤務スケジュールが従業員に割り当てられていることを確認します。勤務スケジュールが割り当てられていない場合、HDLは、デフォルトの時間数による勤務スケジュールを使用します。

  • 2日以下の休暇欠勤は、HDLを使用して基本モードで記録するようにしてください。休暇欠勤が2日を超える場合は、HDLの拡張モードでロードできます。

休暇欠勤エントリ・レコードの削除

HCMデータ・ローダーを使用して休暇欠勤エントリ・ビジネス・オブジェクトを削除することもできます。休暇欠勤エントリ・レコードを削除すると、子レコードも削除されます。