Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceへのデータのエクスポート: 説明
Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceでは、HCMワーク・ストラクチャおよび就業者データを使用して、ジョブ求人を作成および処理します。このデータをHCMからOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceにエクスポートできます。
HCMとOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceのマッピング
次の表では、HCMがエクスポートするビジネス・オブジェクトと、Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceでそれらのマップ先となる対応するビジネス・オブジェクトをリストしています。
HCM |
Oracle Taleo Recruiting Cloud Service |
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部門 |
部門 |
ジョブ |
求人テンプレート |
ビジネス・ユニット |
組織 |
ユーザー |
ユーザー |
従業員 |
候補者 |
事業所 |
事業所 |
ポジション |
大規模なユーザー定義選択 |
等級 |
大規模なユーザー定義選択 |
雇用主 |
大規模なユーザー定義選択 |
ジョブ・ファミリ |
ジョブ・フィールド |
従業員およびユーザーのエクスポート
統合の一環として、HCMはOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceに求人を作成する権限を持つ従業員およびユーザー(マネージャ、採用マネージャ、採用担当者など)をエクスポートします。HCMの観点からは、ユーザー・データと従業員データは同じで、かつ同じデータ・マッピングを使用しています。従業員またはユーザー作成プロセスでは、Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceにプロビジョニングされた特定のデフォルト・ユーザー・タイプを使用します。次の表では、HCMからエクスポートされたロールと、Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceでそれらのマップ先となるユーザー・タイプをリストしています。
HCMロール |
Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceユーザー・タイプ・コード |
Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceユーザー・タイプ名 |
---|---|---|
PER_RECRUITING_ADMINISTRATOR_JOB |
01-RecruitingAdmin |
採用 - 管理者 |
PER_POWER_RECRUITER_ABSTRACT |
02-PowerRecruiter |
採用 - パワー採用担当者 |
PER_BASIC_RECRUITER_ABSTRACT |
03-BasicRecruiter |
採用 - 基本採用担当者 |
PER_LINE_MANAGER_ABSTRACT |
04-PowerManager |
採用 - パワー・マネージャ |
PER_EMPLOYEE_ABSTRACT |
10-Employee |
採用 - 従業員 |
スケジュール済プロセス
「スケジュール済プロセス」作業領域では、次のプロセスをスケジュールできます。
-
すべてのOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceデータのエクスポート
すべてのワーク・ストラクチャおよび就業者データをHCMからOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceにエクスポートします。このプロセスは、通常、最初にすべてのHCMデータをOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceに転送してジョブ求人を作成できるようにするために1回のみ実行する必要があります。
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変更したOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceデータのエクスポート
変更したワーク・ストラクチャおよび就業者データをHCMからOracle Taleo Recruiting Cloud Serviceにエクスポートします。このプロセスは、手動で実行することも、定期的(たとえば、毎週指定した時刻)に実行するようにスケジュールすることもできます。会社での個人の採用に想定される規模および頻度に基づいて、このプロセスの実行頻度を決定します。