アサイメント
アサイメントでは、ジョブ、ポジション、支払、報酬、マネージャ、勤務時間および事業所など、個人のロールに関する情報を提供します。
HR担当者は、「自分のクライアント・グループ」タブの雇用関連のクイック処理を使用してアサイメントを作成および管理できます。ライン・マネージャは、「自分のチーム」タブの雇用関連のクイック処理を使用して、チーム・メンバーのアサイメントを作成および管理できます。ここでは、アサイメントについて説明します。
雇用関係
雇用関係には少なくとも1つのアサイメントが必要です。雇用主は、1つの雇用関係に複数のアサイメントを許可できます。
就業者アサイメントは、アサイメント・レベルのセキュリティによって保護されます。HR担当者またはライン・マネージャは、アサイメントへのアクセス権がある場合にのみ、就業者のアサイメントにアクセスできます。たとえば、ライン・マネージャには、部下である就業者のアサイメントのみが表示されます。同様に、HR担当者は、職責範囲内でのみ就業者アサイメントにアクセスできます。
詳細は、My Oracle Support (https://support.oracle.com)の文書『HCMでのアサイメント・レベルのセキュリティの実装』(文書ID 2700661.1)を参照してください。
プライマリ・アサイメント
個人の情報には、総合プライマリ・アサイメントである1つのアサイメントからアクセスできます。1つのアサイメントの情報が必要な場合、プライマリ・アサイメント全体を使用します。たとえば、一部の政府報告書は、1つのアサイメントのみに基づきます。
各雇用関係で1つのアサイメントをプライマリ・アサイメントとして指定する必要があります。個人が複数の雇用関係を持つ場合、総合プライマリ・アサイメントは、プライマリ雇用関係のプライマリ・アサイメントです。
すべての雇用関係には、1つ以上のプライマリ・アサイメントが含まれる必要があります。次の雇用関係タイプは非プライマリとして作成されますが、これらの雇用関係タイプ内のアサイメントは引き続きプライマリとして作成されます。
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処理待ち就業者雇用関係
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オファー雇用関係(Oracle Recruiting Cloudを使用している場合)
アサイメント番号
アサイメント番号は、手動または自動で割り当てることができます。アサイメント番号は、個人番号に文字E (従業員)、C (派遣就業者)、N (非就業者)またはP (処理待ち就業者)がプリフィクスとして付けられることで、自動生成されます。たとえば、個人番号が45678の場合、その個人を従業員として採用すると、アサイメント番号はE45678になります。同じタイプのその後のアサイメントには、サフィクス番号が付けられます(たとえば、E45678-2、E45678-3)。サフィクス番号のシーケンスはグローバルであり、企業内でのアサイメント番号の一意性が保証されます。手動で番号を割り当てる場合、それらが企業内で一意であることを確認する必要があります。
アサイメント・ステータス
ステータスによって、アサイメントがアクティブであるか、非アクティブであるか、または一時停止中であるかが決まります。また、アサイメントが給与処理に適格であるかどうかを制御します。
アサイメント処理には、自動的にアサイメント・ステータスを変更するものがあります。たとえば、アサイメントを作成すると、そのステータスは自動的に「アクティブ - 給与適格」に設定されます。このステータスは、必要に応じて変更できます。
契約と労働協約
アサイメントには、一部の雇用主が必要とする情報目的で契約詳細を含めることができます。
交渉団体、国および雇用主が同じ場合、アサイメントに労働協約をリンクできます。雇用主または交渉団体なしで労働協約を作成した場合、その労働協約と同じ国内のアサイメントをリンクできます。
予定日
次の2つのタイプの予定日があります。
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予定退職日: この日付フィールドは、PER_PERIODS_OF_SERVICE表のPROJECTED_TERMINATION_DATE列に格納されます。このフィールドを使用して、雇用関係の予定退職日を追跡できます。たとえば、このフィールドを使用して、グローバル臨時アサイメントの予定終了日を追跡できます。
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アサイメント終了予定日: この日付フィールドは、PER_ALL_ASSIGNMENTS_M表(非退職レコード)のPROJECTED_ ASSIGNMENT_END列に格納されます。このフィールドを使用して、アサイメントの予定終了日を追跡できます。たとえば、このフィールドを使用して、臨時アサイメントの予定終了日を追跡できます。