処理待ち就業者の変換方法
処理待ち就業者は、手動で、または自動的に、従業員または派遣就業者に変換できます。
手動: 「自分のクライアント・グループ」タブの「処理待ち就業者」クイック処理を使用して、処理待ち就業者を変換します。採用詳細は、個人の処理待ち就業者レコードの詳細を使用して移入されます。これらの詳細を編集し、変換する前に追加情報を追加できます。処理待ち就業者を変換すると、変換時に勤務スケジュールもコピーされます。
人事担当者は、「処理」メニューの「クイック変換」オプションを使用して、処理待ち就業者を変換できます。処理待ち就業者は、採用詳細をレビューしたり承認プロセスを実行することなく、提示就業者タイプに直接変換できます。
処理待ち就業者を追加、変更または変換するときに、「提示Personタイプ」属性が表示されない場合は、「提示就業者タイプ」属性を有効にする必要があります。この属性は、HCMエクスペリエンス設計スタジオの「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」および「雇用関係の作成」処理の「雇用情報」リージョンでそれぞれ有効にできます。
変換を取り消すか、処理待ち就業者レコードが否認された場合、そのレコードはアプリケーションに残ります。このトランザクションはワークリスト通知から再開する必要があります。
自動: 「スケジュール済プロセス」作業領域のスケジュール済プロセス「処理待ち就業者の自動変換」を使用します。このプロセスには、「自動変換に含める」オプションが「はい」に設定されている処理待ち就業者レコードがすべて含まれます。処理待ち就業者レコードを自動変換に含めるかどうかは、処理待ち就業者の作成時に指定します。この設定は後で、処理待ち就業者レコードを編集して変更できます。また、一度に複数の処理待ち就業者の設定を変更することもできます。「処理対象の新規就業者」ページで、関連する処理待ち就業者レコードを選択し、次のいずれかのオプションを選択します。
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自動変換に含める
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自動変換から除外
インポート中にエラーが発生した場合、Oracle Taleo Recruiting Cloud Serviceからの候補者は自動変換に含まれません。
変換処理
処理待ち就業者が従業員または派遣就業者として採用され、変換されると、「従業員の再雇用」、「従業員雇用関係の追加」または「従業員の採用」(処理待ち就業者が従業員に変換される場合)のいずれかから処理を指定できます。処理待ち就業者が派遣就業者に変換される場合は、「派遣就業者の更新」、「派遣雇用関係の追加」または「派遣就業者の追加」として処理を指定できます。
退職した派遣就業者が処理待ち就業者として再雇用および変換される場合、処理は「採用」です。ただし、その処理待ち就業者の雇用関係を追加する場合は、処理は「派遣雇用関係の追加」、「従業員雇用関係の追加」、「非就業者雇用関係の追加」、「処理待ち就業者関係の追加」および「配置の更新」のいずれかです。