日次レート・インポート・データの処理方法

日次レートのインポートおよび計算というファイルベース・データ・インポートを使用して、日次通貨換算レートをOracle General Ledgerにアップロードします。通貨データの準備に使用する日次レート・スプレッドシート・テンプレートをダウンロードできます。

このテンプレートには、日次レート情報の入力プロセスをガイドするインストラクション・シートが含まれています。

テンプレートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Fusion Cloud Financials Financialsのファイルベース・データ・インポートのガイドに移動します。

  2. 「一般会計」の章で、「日次レートのインポートおよび計算」をクリックします。

  3. 「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。

ワークシートでデータを準備する際は、次のガイドラインに従ってください。

  • 各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。

  • テンプレート内の列の順序を変更しないでください。

  • 使用しない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。

日次レート・インポート・プロセスに影響する設定

「日次レートのインポートおよび計算」テンプレートには、インストラクション・タブと、データがロードされる表を示すタブが含まれています。

インストラクションおよびCSV生成タブには、次の項目に関する情報が含まれています。

  • 通貨日次レート・データの準備と検証。

  • テンプレートのフォーマットの理解。

  • 日次レートの入力。

  • インタフェース表および製品へのデータのロード。

「GL_DAILY_RATES_INTERFACE」タブに、追加する日次レートに関する情報(通貨、換算日付範囲、レートなど)を入力します。「日次レート」付加フレックスフィールドに、日付および数値の検証を含む情報を入力することもできます。これらの検証により、取得された情報の正確性と一貫性が確保されます。

ノート: 日付データ型の列はATTRIBUTE_DATE1からATTRIBUTE_DATE5、数値データ型の列はATTRIBUTE_NUMBER1からATTRIBUTE_NUMBER5です。

データを追加した後、日次レートの検証ボタンをクリックして、情報を検証し、エラーがないかチェックできます。検証では、無効な日付フォーマットや重複する日付範囲などの問題がないかチェックされます。

日次レート・インポート・データの処理方法

データをインタフェース表および製品にロードするには:

  1. 「GL_DAILY_RATES_INTERFACE」タブの日次レートの生成ボタンをクリックして、zipファイル形式のCSVファイルを作成します。

  2. .zipファイルをローカルに保存します。

  3. 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。

  4. 「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを選択します。

  5. 「インポート・プロセス」パラメータで、「日次レートのインポートおよび計算」を選択します。

  6. 「データ・ファイル」パラメータについて、ステップ2で保存したファイルを選択します。

  7. プロセスがエラーまたは警告で終了した場合は、ログおよび出力ファイルで、失敗の原因となった行に関する詳細を確認します。ワークシートでデータを修正し、データを再度インポートします。

「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスによって、アップロードされた.zipファイルがGL_DAILY_RATES_INTERFACEインタフェース表にロードされ、「日次レートのインポートおよび計算」プロセスが発行されます。このプロセスでは、インタフェース表からの通貨換算レート情報が一般会計にインポートされます。「通貨レート・マネージャ」ページでレートを確認できます。このページは、「日次レートの管理」タスクを使用して開きます。