取得時レート・インポート・データの処理方法
取得時レート・インポート・ファイルベース・データ(FBDI)テンプレートを使用して、外部およびレガシー・ソースからOracle General Ledgerに取得時レートをインポートします。取得時レートを作成、更新および削除できます。
このテンプレートには、情報の入力作業を支援するインストラクション・シートが含まれています。
テンプレートにアクセスするには:
- Oracle Help Center (https://docs.oracle.com)で、『Oracle Fusion Cloud Financials Financialsのファイルベース・データ・インポート(FBDI)』ガイドを開きます。
- 「一般会計」の章で、取得時レートのインポートをクリックします。
- 「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。
ワークシートでデータを準備する際は、次のガイドラインに従ってください。
- 各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。
- テンプレート内の列の順序を変更しないでください。
- 使用しない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。
取得時レート・インポート・テンプレートには、インストラクションのタブと、データをロードする表に対応するタブがあります。
| スプレッドシートのタブ | 説明 |
|---|---|
| インストラクションおよびCSV生成 | テンプレートの概要が含まれています。 |
| GL_HISTORICAL_RATES_INT | 処理、元帳、セグメント値、ターゲット通貨など、レートに関する情報を入力します。 |
スプレッドシートのデータを準備できたら、「検証」をクリックして、テンプレートにエラーがないことを確認します。Oracle Fusion Cloud Applicationsで監査が有効になっている場合は、取得時レートの監査を有効にしてから、インポート・プロセスを使用してレートを更新または削除する必要があります。「設定および保守」作業領域で、「監査ポリシーの管理」タスクに移動します。
- オファリング: 財務
- 機能領域: アプリケーション拡張
- タスク: 監査ポリシーの管理
- 一般会計製品のビジネス・オブジェクト属性の構成
- オブジェクト名: 取得時レート
データをインタフェース表にロードするには:
- インストラクションおよびCSV生成タブのCSVファイルの生成ボタンをクリックして、.zipファイル形式でCSVファイルを作成します。
- GlHistoricalRatesInterface.zipファイルを保存します。
- 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。
- 「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを選択します。
- 「インポート・プロセス」パラメータで「取得時レートのインポート」を選択します。
- 「データ・ファイル」パラメータについて、ステップ2で保存した.zipファイルを選択します。
- 「発行」をクリックします。
- プロセスがエラーまたは警告で終了した場合は、次の手順を実行します。
- ログおよび出力ファイルで、失敗の原因となった行に関する詳細を確認します。
- スプレッドシートでエラーを修正します。
- エラーが解決されるまで、ステップ1から7までを繰り返します。
インタフェース表からアプリケーションにデータをロードするには:
- 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。
- 「取得時レートのインポート」プロセスを選択します。
- 元帳および会計期間を選択します。
すべての元帳およびすべての期間の取得時レートのアップロードを選択できます。特定の元帳のすべての期間の取得時レートをアップロードすることもできます。(デスクトップ統合ワークブックを使用して取得時レートをアップロードする場合、一度に1つの元帳に対してのみレートをアップロードできます。)
ノート: 「すべて」の元帳を選択した場合、データ・アクセス設定で許可されている元帳に対してのみ取得時レートがアップロードされます。 - 「発行」をクリックします。「取得時レート実行レポートのインポート」出力ファイルには、処理済、削除済および拒否されたレコード数が元帳別に要約されます。
- プロセスがエラーで終了した場合は、次の手順を実行します。
- インポートできなかったレコードの詳細をGlHistoricalRatesInterfaceErrors.csvファイルで確認します。「取得時レートのインポート」プロセスでは、これらのレコードがインタフェース表から削除されます。
- .csvファイルのエラーを修正できます。「エラー」列を削除してファイルを圧縮し、ステップに従ってレートをインタフェース表にロードし、さらにアプリケーションにロードします。