セグメント値セキュリティ・ルールで参照されている勘定科目階層が変更された場合、何が行われますか。

ツリーがアクティブ状態からドラフト状態に設定されます。その勘定科目階層を参照しているルールは無効になります。

階層に変更を加えたら、「勘定科目階層の処理」プロセスを発行すると、次のような勘定科目階層の更新処理に必要なステップを1回の発行で自動的に実行できます。

  • ツリー監査

  • ツリーのアクティブ化

  • 行水平化

  • 列水平化

  • 値セットの保守

  • 勘定科目階層の保守

  • 階層の公開

監査プロセスが成功すると、階層はアクティブ・ステータスに戻ります。勘定科目階層を参照しているルールは、更新された階層を使用して再度有効になります。

更新された階層に対して行および列の水平化プロセスを実行します。これは、アプリケーションのフレックスフィールド・コンポーネントおよびその他の階層プロセスで、正しい勘定科目値を適切に保護するためにユーザーが使用可能な値のリストを取得する際に、水平化された階層データを利用しているためです。

「値セットの保守」および「勘定体系階層の保守」プロセスを実行します。特に、プライマリ貸借一致セグメント値セットの値が、プライマリ貸借一致セグメント値に基づくデータ・アクセス・セットで参照されている場合に、そのような値セットの階層を変更したときにはこれらのプロセスを実行します。これらのプロセスは、次の値を格納することで元帳およびデータ・アクセス・セキュリティを制御するために必要なデータを更新します。

  • 元帳に割り当てられているプライマリ貸借一致セグメント値。

  • 親値の割当てによってデータ・アクセス・セットに割り当てられている特定の子貸借一致セグメント値。