環境のクローンニングまたはテストへのコピーをした後の作業
環境のクローンニングまたはテストへの本番のコピーの後に、GL残高キューブへのアクセス、配賦、財務レポートのレポートまたはスマート・ビュー問合せが実行できないことがあります。
クローンニングした環境または本番からコピーしたテスト環境で実行する必要がある作業を次に示します。
- 「スケジュール済プロセス」作業領域から、「一般会計残高キューブの作成」プロセスを実行し、残高キューブを再作成します。注意: カレンダが異なる同じ勘定体系を使用している場合は、本番環境と同じ順序で残高キューブを再作成する必要があります。そうしないと、クローニングした環境のディメンションおよびディメンション・メンバー、特に元帳ディメンション・メンバー、場合によっては会計カレンダのディメンションおよびメンバーも本番環境と同じになりません。ノート: このようなキューブが作成された順序は、キューブ名に基づいて識別できます。既存のキューブと同じ勘定体系を持つ新しいキューブを作成すると、新しいキューブの名前に番号が自動的に追加されます(VisionCorporation_2など)。企業体系設定レポートを実行すれば、番号付きキューブに関連付けられた勘定体系と会計カレンダを見つけることができます。
- キューブの再構築後、財務レポートのレポートをクローニングした環境またはテスト環境に移行します。
- 配賦を使用している場合は、配賦ルールをクローニングした環境またはテスト環境に移行します。