会計ソース
ソースは、会計基準を設定するための主要なコンポーネントです。ソースとは、ソース・システムのトランザクションおよび参照情報を表します。ソースとして設定されたトランザクションのコンテキスト・データと参照データは、会計基準の定義に使用できます。
使用可能なソースを決定するときは、ソース・システム内で会計上の影響を与える情報を検討して分析することから開始します。
会計的な性質のソースの例には、次のものがあります。
-
トランザクション日
-
入力通貨
-
トランザクション金額
会計に必要なソース以外に、レポートの目的で使用されるその他のソースがある場合があります。
補助元帳仕訳の属性のサポートとして役立つ情報の例には、次のものがあります。
-
次のようなトランザクション識別子番号:
-
ローン番号
-
顧客番号
-
請求アカウント番号
-
-
相手方情報
-
トランザクション日
補助元帳仕訳の定義を最大限に柔軟に作成するには、ソース・システムからソースの豊富なライブラリを提供します。
ソースとソース値には明確な違いがあります。
-
ソースは、メタデータ、または会計基準の作成に使用されるトランザクション属性の名前です。
-
たとえば: トランザクション日
-
-
ソース値は、補助元帳仕訳を作成するために、「会計の作成」プロセスで使用される属性の値です。これらの仕訳は、会計基準へのソース割当てに基づきます。
-
たとえば: 2017年8月1日
-
ソース
次のいずれかのユーザー操作によってソースを作成します。
-
スプレッドシート・メカニズムを使用して、新しいソース・システム構成の登録時に初期ソースを自動的に作成します。
-
ソース・システムの初期アップロード後に、「ソースの管理」ユーザー・インタフェースで後続のソースを追加します。
-
この表は、ソースの追加時に使用できるデータ型を示しています。
ソース値
データ型
100文字未満の英数字
英数字
100から1000文字の英数字
Long
数値
数値
日付
日付
ノート: UIで新しいソースを追加した後、新しいトランザクションをインポートする前に、最新のトランザクション・テンプレートをダウンロードする必要があります。「ソースの管理」UIの表示フラグによって、そのソースが「補助元帳会計設定」UIに表示されるかどうかが決まります。
-
適切な補助元帳仕訳ルール・セットを設定するには、ユーザーおよび実装するユーザーがソースの元、内容およびコンテキストを理解する必要があります。
ソースにビジネス指向の名前を使用して、会計担当およびアナリストが効率的に会計基準を作成できるようにします。
-
ユーザーが簡単にソースを識別できるようにします。
-
専門用語の整合性を保ちます。