フレックスフィールドのデプロイの概要

配置により、フレックスフィールドをユーザー・インタフェースにレンダリングするアプリケーション開発フレームワーク(ADF)ビジネス・コンポーネントのオブジェクトが生成またはリフレッシュされます。配置プロセスにより、Oracle ADFサービスで公開されてSOAコンポジットで使用されるWebサービス記述言語(WSDL)スキーマに、ユーザー定義属性が追加されます。

フレックスフィールドは、アプリケーション・プロビジョニング・プロセス中に初めて配置されます。フレックスフィールドを構成または変更した後、ユーザーが最新の定義を使用できるように、そのフレックスフィールドを配置する必要があります。

ビジネス・インテリジェンスに対して付加フレックスフィールドが使用可能になっている場合は、配置プロセスでフレックスフィールドのビジネス・インテリジェンス・アーティファクトが再配置されます。

フレックスフィールドは、テスト目的でサンドボックスに、またはテストや本番実行時環境での使用目的でメインライン・メタデータに配置できます。拡張可能フレックスフィールドは、バックグラウンド・プロセスとして配置できます。

配置後、ユーザー定義属性は、ビジネス・プロセスやビジネス・ルール統合などのSOAインフラストラクチャに組み込むことができます。たとえば、ユーザー定義属性に応じたビジネス・ルールを作成できるようになります。配置した変更を実行時に表示するには、Oracle Applications Cloudからサインアウトして、サインインしなおす必要があります。