終了のための重要でない変更の例

次の例では、既存の契約の履行義務明細を終了するために、重要でない変更関連属性を移入する方法を示します。

顧客は、電話、2年間の通話プラン、および2年間のデータ・サービス・プランを購入しました。このオファーでは、顧客は電話の割引を受けます。このオーダーは、次の3つの履行義務で構成される初期会計契約になります。

  • 電話
  • 通話プラン
  • データ・プラン

1年後に、顧客はデータ・プランを終了することにしました。終了は、見込会計を使用して計上されます。「重要でない変更」機能では、次の方法で見込会計処理が適用されます。

  • データ・プランの認識済収益の金額を終了日まで計算します。
  • データ・プランの認識されていない配賦収益を、既存の残りのオープン履行義務に再配賦します。
  • 当期間または先日付期間の残りの未認識収益のみを認識します。

重要でない変更を正常に処理するには、収益基準データ・インポート・テンプレートにソース文書明細データとともに次の属性が含まれていることを確認してください。

終了の明細詳細

属性 予期される値
数量 改訂された明細数量
販売単価 改訂された明細の販売単価
明細金額 改訂された明細金額
パフォーマンス達成プランの終了日 改訂されたパフォーマンス・プランの終了日
終了日 明細終了日
重要でない変更オプション 重要でない
契約改訂日 終了日+ 1日
バージョン明細 Y
バージョン明細番号 前のバージョン番号より大きい番号